任天堂が、ニンテンドーWii U本体のファームウェアを更新するWii U システムバージョン 5.5.3Jをリリースしていました。(Jojaさん情報ありがとね)
前バージョンの5.5.2Jがリリースされたのは昨年の7月です。もうWii Uは生産もしていませんから終わったと思ってたら違いました。その前のアップデートが2016年1月ですから年に1度のお祭り並みです。Switchアップデートにはアンテナを張っていましたがWii Uはノーマークノーケアでした。
5.5.3Jへの更新による主な変更点
システムの安定性や利便性の向上
– より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上しました。
yellows8氏のツイッターbotが最初にアップデートに反応したのですが、シーンメンバーの反応がみんな同じで笑えます。
Sysupdate detected for WiiU: https://t.co/StDgYK1dgB
— ylws8bot (@ylws8bot) September 4, 2018
— Michael (@SciresM) September 4, 2018
— smea (@smealum) September 4, 2018
What the fuck
— fincs (@fincsdev) September 4, 2018
does this console still exist 🤔 https://t.co/MLk4PnevJu
— plutoo (@qlutoo) September 4, 2018
肝心の中身ですが、GBATempでFIX94氏が中心となって調査の結果が報告されてます。簡単にまとめると
・日本と北米ではアマゾンの証明書が追加されただけ。欧州版はシステムメニューが変わっているがIOSUやカーネルの変更はない。
・Wii Uの起動時からHomebrew LauncherをHOMEメニューに追加することができるCBHC (ColdBoot HaxChi)をインストールしたままアップデートしても問題ない(CBHCは自動起動ができなくなっている)が、アップデート後再インストールすれば良い
どうもCBHCが使っているHaxchi exploit(DSバーチャルコンソール内のROMローダーの脆弱性)には影響がなかったようです。
何か新しい情報があれば追記します。
[追記]
欧州のことは欧州サイトの方が情報早いみたいです。WiiDatabaseによると、欧州だけ変更があったのは2018年5月25日から欧州で適用されている”EU一般データ保護規則”という個人情報保護への対応の一環のようです。Wii Uのシステムが変わったのは欧州だけなのでCBHCを再インストールしなければならないのは欧州版だけです。