任天堂が、Nintendo Switchのオンライン専用サービスNintendo Switch Onlineの詳細を発表していました。
2月に概略が発表されていたNintendo Switch Onlineはインターネットを通じた対戦プレイや協力プレイなど、Nintendo Switchのオンラインプレイを楽しむためのサービスです。現在は無料で提供されていますが、9月以降は有料化されます。
サービス開始は2018年9月。残念ながら、またもや9月何日なのかの発表は見送られました。
今回新たに本体内のセーブデータをインターネット経由で預かるサービスが提供されることが新たに発表されました。詳細はまたしても後日発表。小出しにしないでほしいですね。
料金は既報の通りですが、ファミリープランというものが新たに発表されました。
料金体系は以下です。
1アカウントで使う場合
1ヶ月(30日間) 300円
3ヶ月(90日間) 800円
12ヶ月間(365日間) 2400円
単契約の1アカウントで複数台のSwitchもオッケーだそうです。
1台のSwitchを家族で共用している場合、最大8アカウントまで利用できるのがファミリープランです。ファミリープランは年契約のみです。
12ヶ月間(365日間) 4500円
1アカウントの12ヶ月分と比較すれば8アカウントまでなので格安に感じますが、このご時世家族8人というサザエさん家でもタマにプレイさせないと届かない人数分のアカウントなんて使いきれるはずがありません。2人分よりは300円安いですが、そもそも年契約しか選択肢がないところに疑問を感じます。
1台のSwitchで同時にオンラインに繋いで使えるアカウントはやっぱり1台なので客単価を上げるためのプランだなぁと感じます。ただし、家族で複数台Switchを持っていれば同時にファミリープランで同時接続できる(ファミリーとして8アカウントまで登録できます)とのことですので、複数台持ちファミリーはファミリープラン1択だと思います。あんまりそんな人いないと思いますが。
サービス利用権はニンテンドーeショップや任天堂公式サイトで購入できます。
価格は税込となっています。消費税値上げが既定路線ですので、増税後も価格は変わらない可能性が高そうです。
オンラインプレイという今まで無料だったものが有料化されますので、単なるオンラインプレイのためのコスト増は非難の的です。そこで任天堂はそれなりのサービス価値を付加してきました。
それが「純正ファミコンエミュ(用意されているゲームだけですが)遊び放題」です。
サービス加入期間中、Nintendo Switch専用ソフト『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』でJoy-Conを使った2Pやオンラインプレイにも対応した純正ファミコンエミュレータが使用できます。以前までは『クラシックゲームセレクション(仮称)』と呼ばれていたものです。
サービス開始時のファミコンゲームラインナップは
・アイスクライマー
・サッカー
・スーパーマリオブラザーズ
・スーパーマリオブラザーズ3
・ゼルダの伝説
・テニス
・ドクターマリオ
・ドンキーコング
・バルーンファイト
・マリオブラザーズ
他10本で、定期的に追加される計画です。
その他、コミュニケーション機能を重視したスマホアプリ『Nintendo Switch Online』の提供も予定されています。