発売から昨年の秋口くらいまではなかなか手に入らなかったSwitchも、年末商戦くらいからは落ち着きを取り戻して容易に購入できるようになりました。私は発売日に買わなかったクチですが、スプラ2発売前に偶然店舗在庫を見つけて購入できたのが、その後の品薄を知ったいまではラッキーだったと思います。
Nintendo Switchは昨年の3月3日に発売され、初日にシステムバージョン 2.0.0がリリースされました。そう。本日はNintendo Switch発売1周年なのです。
Switchは発売直後からWebkitのexploitが有効であることは発覚していました。システム的にはブラウザとして「NetFront Browser NX」を実装してはいるもののユーザーが自由に使えないよう今でもロックされています。
そんな任天堂の苦労も虚しく、発売1年を経ずして今ではHomebrew Launcherまで動いており、Linuxも起動し、coldboot exploitにより起動シーケンス前にコードを実行できてしまったりARMプロセッサTrustZoneアクセスも可能になったりと、ゲーム機としては近年稀に見る陥落期間の短さが特筆ものです。
ARMプロセッサやTegraプロセッサのように、CPUやGPUに汎用チップを搭載すると結局こうなると言う前例を作ったと言う意味では、Switchはなかなか興味深い存在だといえます。ゲーム機としてはほぼ軌道に乗ったと言えるSwitchですが、2年目はどうなっていくのでしょうか。