ツイッターで、TheFloW氏がVitaのePSPでPCとUSB接続することに成功したことを発表していました。
Doing the impossible pic.twitter.com/MmQPcsC1Rv
— TheFloW (@theflow0) April 5, 2017
不可能をやってみた。
ぱっと見は何がどうなのか理解しにくい写真です。
一見して写っているもので判断できることは、まずPS VitaでeCFW 6.61 Adrenaline-2(実際に2かどうかはわかりませんが、タイミング的に多分そうだと思います)を起動し、その6.61 Adrenaline-2のXMBでUSBモードにしてPCとUSB接続をしているということです。
PCの画面を見ると、adrenalineフォルダやcalendarフォルダなどがあるディレクトリがWindowsのFドライブとしてマウントされていることが分かります。これらのフォルダはVitaのメモリースティック(ux0)です。
つまりどういう状態の写真なのかというと、VitaのePSPでPCとUSB接続してePSPのメモリースティックがPCにマウントされている状態、となります。ePSPといっても実際にそれを行なっているのはPS Vitaですから、つまりはPCからUSB経由でVitaにアクセスしていることに他なりません。今まではコンテンツ管理アシスタントを介さないとできなかったことが普通にできている状態です。しかも写真のVitaってUSB端子がない初期型じゃないでしょうか。
先日VitaShell v1.60でUSB接続機能を実装していますが、これはUSBポートがあるPS Vita TV専用の機能でした。あちらはVita TVにマウントですが、とりあえずはVitaでePSPからネイティブにUSB接続できるということは実は画期的なことです。
いずれ何らかの形でこれがリリースされると思いますが、理論上はやりたくてもできなかったVitaネイティブ環境でのUSB接続とイコールですので今後の進展に期待が持てそうです。