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パワーアップした新型PlayStation 4、PlayStation VRに合わせて発売か

Wall Street Journalで、新型PlayStation 4がPlayStation VR発売前の2016年10月までには発売されると伝えていました。

記事を書いたのはこのブログでも何度か紹介したWall Street Journalの記者 望月 崇氏です。

上記発言でわかるとおり、彼自身噂話が先行して存在していることを知った上で記事を書いています。

ソニーはバーチャルリアリティ含めたハイエンドなゲーム体験を提供するためによりパワフルなPS4を計画中であることが関係者の情報により明らかになりました。モデルチェンジではなく現行のPS4も引き続き生産が継続されます。新型PS4は強力なグラフィックとパワーの面でより強力な性能を発揮しますが、ソフトウェアについてはラインナップは共通で、新型専用タイトルなどは用意されません。新型PS4は少なくともPlayStation VRが発売される2016年10月までには発売される計画です。

内容としては先日お伝えしたソニーが計画中のゲームの4K出力を可能にする新型PlayStation 4、通称「PlayStation 4.5」と同じですが、違いはWall Street Journalが独自取材により入手した情報という、単なる噂からかなり有力な情報に昇格したという点と、単に4KサポートだけでなくPlayStation VRに向けて強化されたという点、そしてそのPlayStation VRの発売に合わせて用意されるという3点です。

位置付けとしてはPS4の上位モデルが用意される、というところでしょうか。

超高解像度グラフィックをサポートするアップグレード版PS4はOculus RiftやHTC ViveといったVRヘッドセットのコンペティターにふさわしいスペックをPS4に与えるアプローチをモデルライフサイクルの途中で取ることになります。噂段階では4K対応と聞いてわざわざそのためにハードウェアを改良するのかと思いましたが、PlayStation VR対応であるならばなるほど納得というところです。現行モデルとソフトウェアラインナップは共通ということは、現行PS4でプレイする場合には解像度を落とし、新型PS4でプレイする場合にはフルパワー高解像度ということになります。

それだけ性能が異なるモデルが同じPlayStation 4という名称のまま販売されるのかどうかわかりませんが、少なくとも「PlayStation 4.5」というのは非現実的なので「PlayStation 4K」とかの方がいいかもしれません。あとは「PlayStation 4 mk2」とか「PlayStation 4 SE (Late 2016)」とか「PlayStation 4 セカンドエディション バージョン2.31」とか。

なお、一部アナリストによるとニンテンドーNXも10月には発売との見方もあり、夏にはXbox OneでWindows 10アプリが動作するようになるなどソニーとマイクロソフト、任天堂の新しい三つ巴の戦いが年末商戦には見られるかもしれません。

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