さらば任天堂テクニカルサポートセンター? 3DS Parental Tool by Swizzy
上記の記事は2013年1月7日に開いたものです。間もなく丸3年を迎えます。
このブログの記事はその性格上ちょっと時間が経つと腐ってしまう生ものが多いためあまり古い記事は読まれません。だって、PSPのCFWの話なんてもう誰も興味ないですよね?
ところが3年経ってもなお、人気の記事(過去1ヶ月)としてなぜか上位に来るわ、しょっちゅうコメントも来るわと言うおかしな記事があります。それが先の3DS Parental Toolの記事です。
読者の方からご意見をもらったので、弊社の上層部と検討を重ねた結果(嘘です。歯を磨きながらなんとなく考えただけです)、対応策を決めましたのでお知らせしておきます。ついでに何でそんなにアクセスが来るのかもさくっと調べてみました。
まず、このブログにはサイドバーに記事へのコメントを頂いた時に表示される「コメント新着」カラムがあります。
さらば任天堂テクニカルサポートセンター? 3DS Parental Tool by Swizzy
にコメントが来るとそのコメントへのリンクがカラムに自動的に表示されます。
ところが、そのコメントはいつも
「マスターキー発行してくれ、問い合わせ番号はXXXX」
ばかり。
記事の内容についての方向性は、当時ですらこんな風に書いてます。
ペアレンタルコントロールを解除できるようになったんですよ、という視点ではなく解除できるということはどういうことかについて書きます。
つまり、マスターキー生成のアルゴリズムが流出しているという事実を伝えるのが趣旨の記事なのです。どこにもマスターキー発行承りますなんて書いていませんし、3DS Parental Toolの使い方もあえて触れないようにしていました。しかも一度たりとも私からコメントくれた方にマスターキー教えた実績もありません。
それでもコメントだけ継続的にちょくちょくきます。コメントは聞き流し続けてきたのですが、まるでどこかで私がこっそりマスターキーを教え続けてきて口コミで評判になったみたいに見えますよね。
ということで、いずれにせよ私はその対応はしないので、該当記事だけコメントを受け付けないようにする処置をしましたことをお知らせいたします。
さて、なぜそんなにアクセスが来るのかについてです。
まず自分だったらこのキーワードだろうなという
「3DS ペアレンタルコントロール 解除」
でググってみたところ、3DS Parental Toolの記事は任天堂の公式Q&A(Wiiですけどね)の次となる2番目に表示されました。
それどころか、勝手に出てくる他のキーワード(3ds マスターキー発行 3ds 暗証番号 忘れた 3ds 保護者による使用制限 解除 3ds マスターキー ツールとか出てきます)や関連する検索キーワードをクリックしても、ことごとくあの記事がほぼ上位に表示されます。
それかなぁと勝手に目星をつけましたが、そんなのアクセス解析で調べろや、というコメントが来そうなのでちゃんと調べました。
すると、とんでも無い事実が発覚。
実際に該当ページへの流入はほとんどが
「任天堂テクニカルサポートセンター」
という普通は公式サイトしか表示されないだろうと思われるキーワードで検索されてなぜか3DS Parental Toolの記事へ飛んできていることが明らかになりました。
確かにそれで検索すると公式サイトとYahoo!知恵袋に混じって1ページ目に3DS Parental Toolの記事が出てきます。
ま、それ以上一生懸命調べても誰も得しないのでやめましたが、要するに検索エンジンの検索結果がクリックして記事が読まれているというごく普通のことがずーっと続いているだけだったのです。
そもそもマスターキーくださいとのコメント書き込みも全て違う人からのものなので、記事を読んだ方が「みんな書いてるから自分も書いてみよう」程度でコメントをくれただけではないかと思います。
もちろんトップページから来ている人も結構いるので「人気の記事」のリンクから飛んで来ている人もいます。ブロガーとしてはその好循環からアクセスが増えているんだと結論付けなきゃいけないですね。
ちょうど読者の方からご意見をもらったことがきっかけで今回の件を調べることになりましたが、実はもうずぐ年末なので恒例の2015年10大ニュースを書く時期なのです。
去年の10大ニュースでも実は昨年1年間通したアクセス数で3DS Parental Toolの記事は総合6位(年内の10大ニュースなので対象からは外しました。書いた年の2013年は9位だったので翌年に順位を上げたことになります)でした。
こんな2015年の年の瀬になっても3DS Parental Toolの記事は過去1ヶ月の人気記事に勝手に上がって来ているので年間でも相当いいポジションにはいるはずです。どっちにしろ何故そんなに読まれるのか調べる羽目にはなったと思います。