任天堂が、ニンテンドーWii U本体のファームウェアを更新するWii U システムバージョン 5.4.0Jをリリースしていました。
前バージョン5.3.2Jの公開は昨年の12月でした。現行世代のゲーム機が半年もアップデートされないなどという自体はほとんどないので、私がWii Uのアップデート情報を見逃して記事を書き損ねたのだと完全に思い込んでしまいました。調べたら本当に任天堂が半年もWii Uを放置していたわけですが
公式サイトによる5.4.0Jの変更点は以下です。
5.4.0Jへの更新による主な変更点
システムの安定性や利便性の向上
– より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上しました。
いつもの「システムの安定性や利便性の向上」という項目だけ変更内容に入っています。
GBATempによると、]変更になったのは
10040100 Wii U Menu
00050010-10041100 “Version.bin” file with the current system version
00050010-10047100 System Settings
0005001B-10051000 ErrEula
0005001B-10059100 Wii U Electronic Manual
0005001b-10068000 some list with IDs and codenames for them
00050030-1001010A HOME Menu
00050030-1001210A Internet Browser
00050030-1001a10a AOC Overlay App
ですが、vWiiモードについての変更は特にないようです。
また、海外向けですがTViiアイコンがなくなっていたりとサービス面でも変更がありました。
未リリースのカーネルexploitは対策されていなかったという報告も上がっていますが、そのカーネルexploit動作に必要なユーザーexploit(ブラウザがアップデートされているのでWebkit exploitでしょうか)が5.4.0で動かなくなっているらしく、やはり何らかの対策が今回のアップデートで盛り込まれていたと考えて良さそうです。
[追記]
6月11日現在は復旧しているようですが、エラーが出て更新できないという不具合があったそうです。
[任天堂]現在、一部のお客様において、Wii U本体の更新時にエラーコード[108-0065]が表示され、更新できない障害が発生しています。ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、しばらくお待ちいただきますようお願いいたします。
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) June 10, 2015
https://twitter.com/Nintendo/status/608680918413250560