Gematsuで、SCEが PlayStation MVPと呼ばれる一部のユーザーだけが参加しているプログラムのメンバー向けにPS4のシステムソフトウェア バージョン2.50をベータテストとして配布したが、その内容が流出により明らかになったことを伝えていました。
現状のPS4の最新ファームウェアはバージョン2.04ですので、2.50という数字から次は大規模なアップデートであることがわかります。
本来はこういった情報がネット上に流れてはいけないものですが、あるベータテスターがそのスクリーンショットを公開してしまったことから結果的にその内容が流出したことになってしまいました。
2.50の注目機能は、要望が多かった「サスペンド/レジューム機能」(電源を切る直前の状態を保存し、次に電源を入れた際電源を切る直前の状態から作業を再開できるようにする機能)の実現です。
また、ボタン設定が可能になりズーム機能やボタンアサインの変更ができるようになるなど結構大規模なアップデートになるようです。
その他にわかっているアップデート内容は以下です。
・0%達成度トロフィーの削除
・インターネットでトロフィーの詳細検索機能
・シェアプレイの60fps対応
・トロフィーの詳細やスクリーンショットの共有機能
・トロフィーソート機能の強化
・トロフィー獲得時のスクリーンショット自動保存機能(キャプチャーギャラリーにて閲覧できる)
・シェアプレイでの接続速度のテスト機能
・現状シェアプレイは2.50のベータ版ユーザー同士のみ
・Facebookの友達を表示可能
・フレンドリクエストでの実名リクエスト
・自己紹介での文字制限を140文字までに拡大(22文字以上入力した場合は2.50以前のPS4では21文字までしか表示されない)
・ディスクメディアのビデオ再生時にタッチパッドによる操作が可能に
・バージョン3.35以下のPS Vitaでのリモートプレイには非対応。Vitaの要求ファームウェアは近日中に配布予定のPS Vita システムソフトウェアアップデートのバージョンになる
さらっとリモートプレイのためにVitaもアップデートすることが告知されたようなものです。PS4との連携を強化したいならVitaも最新版にアップデートしてねという戦略はもはやソニー的トレンドと言えますね。