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ニンテンドー3DS システムバージョン9.5.0-23J

任天堂が、ニンテンドー3DSの本体更新を行う9.5.0-23Jをリリースしていました。(かんさん Johnさん QM1211さん情報ありがとね)

前バージョンの9.4.0-22Jからほぼ1ヶ月でのアップデートになります。

気になる変更点ですが…

9.5.0-23J への更新による主な変更点
【Newニンテンドー3DS/New 3DS LL/3DS/3DS LL】

  • システムの安定性や利便性の向上
  • より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上させました。

これ、9.5.0-22Jのときの変更点と一字一句違わない、全く同じ表記ですね。

3DBrewによると、NVer(バージョンナンバーデータ)と0004001B00010802というタイトルIDのものが更新(RomFSの中のdummy.txtの中の1バイトが”0″から”1″に変更)され、旧型3DSのインターネットブラウザも更新されたそうです。

旧型3DSのインターネットブラウザ、これが怪しいですね。

ninjhaxを開発したsmea氏によると


9.5.0-23が来たみたいだね!ウェブブラウザがパッチされてるね。regionthreeに使っているexploitがブロックされたかまでははっきりしないけど、どうもそれっぽい。アップデートはしないでね。


まあ、別のエントリーポイントから入って最新ファームウェアでリージョンフリーっていう可能性はあるよね。

regionthreeとは、ブラウザに存在する脆弱性を利用しリージョン制限を解除して別リージョンのゲームを起動できるようにするもので、旧型3DSでのみ動作していたものです。旧型3DSのブラウザの更新ですから正にregionthree狙い撃ちですが、対策の対策も不可能ではないようです。
参考:3DSのリージョン制限を解除 regionthree by smea

各種メジャー3DS Flashcartについては

MT cardは相変わらず無言
Gateway 3DSも特に発表なし
・ゲームカードをエミュレートしているため対策されないと言われているSky3DSはV9.5.0-23U/E/Jへのサポートを正式に公表

となっています。Sky3DSへの対策は現実的にできないといってももう過言ではないかもしれません。Sky3DSチームはプライベートヘッダを改変してテンプレートファイルを自分でビルドすることでオンラインでのBANを回避することができるSkyTempIDEdit toolもリリースしています。

MT cardはここしばらく放置状態ですので横においておきますが、対策されては突破を繰り返してきたGateway 3DSのemuNANDについてはGBATempにアップデートしても問題なく動作したとの報告がいくつか上がっています。どうも今回の9.5.0-23はemuNANDの動作には影響しないようです。マルチROM機能や非署名CIA起動にも問題はないようです。

こうして見てくると、全く対策されないSky3DSだけは完全に別次元にいるかのようです。イタチごっこがないと盛り上がりに欠けるのでSky3DSを起動できないように狙い撃ちする方法を任天堂には考えて欲しいです、ね。

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