欧州公式PlayStationブログで、PlayStation 4のシステムアップデート 2.00とPlayStation Vitaのシステムアップデート 3.35のリリースが告知されていました。
PS4 2.00には「Masamune」(マサムネ)というコードネームがあるそうです。メジャーバージョンアップだけあって、機能が大幅に強化されます。
USBメモリースティックに入れたMP3/MP4/M4A/3GPの拡張子の音楽ファイルをUSB Music Playerでゲームプレイ中にバックグラウンドで再生するUSBミュージックプレーヤー機能やホーム画面の背景色を現行のライトブルーからゴールド/ブルー/レッド/パープル/ピンク/グレーに変更する機能をはじめ、ライブ配信機能やソーシャル機能の強化、音声コマンド入力の改良、USBストレージへのデータバックアップ機能など、今までになかった機能が「マサムネ」には盛り込まれています。
また、PS Vita 3.35も「マサムネと同タイミング」でリリースされます。VitaにはPlayStation TV(日本ではPS Vita TV)の4プレーヤーリモートプレイ機能が追加されます。PlayStation App(これも同日にApp StoreとGoogle Playでv2.0の配信が開始される)によるPS4からのゲームプレイライブストリーム受信がPS Vita TV(PS TV)にも実装されます。
PS4についてはまだまだこれから色々な機能が強化されていくことでしょう。まだ発売されて1年未満ですのでアップデート=機能強化です。
一方のPS Vitaですが、PS4との連携があるのでPS4のアップデートに伴ってVitaにもアップデートが用意される機会が今後も増えてくるでしょう。Vita自体の機能強化というのもそろそろペースが落ちてきますので、PS4との連携に関わるアップデートないしはexploit対策というのが主な変更内容になってくると思われます。
Vita 3.30でのexploit対策は『絶対ヒーロー改造計画』とこっそり対策の『遊戯王5Ds タッグフォース5』『遊戯王5D’s タッグフォース6』だけでしたが、流出で結果として公開されたexploitは他にも大量にありますから、今回告知されたVita 3.35ではその中のいくつか(あるいは全部)をブラックリストに載せてくる可能性があります。Vitaに関しては必要に迫られない限りアップデートは待った方が良いかと思います。