Toronto Sunで、対象はカナダのみですがPlayStation 4が50カナダドル値上げされたことを伝えていました。
カナダに住む方には寝耳に水の値上げ話です。
SCEカナダは先週金曜日、カナダでのPS4の価格を翌日の土曜日から399.99カナダドルから449.99カナダドルへと50カナダドル値上げすることを決めたそうです。日本円に換算すると、旧価格36,500円から新価格41000円と言ったところです。あれ?元の価格が安くて新価格が日本での価格に近くなってますね。
値上げの理由は「市場の変化に応じたもの」、つまり為替変動に合わせたというものです。なるほど、同じ北米市場のアメリカでもPS4は399.99米ドルですから、1米ドル100円程の今の相場だと日米に比べてカナダでの価格が相対的に安くなっていたのですね。
カナダでの値上げは本体のみならず周辺機器やゲームにも及んでいます。DualShock 4コントローラーは5カナダドル(450円)値上げされて64.99カナダドルに、発売予定のPS4専用ゲームタイトル『inFAMOUS Second Son』『MLB 14: The Show』も10カナダドル(900円)値上げされ69.99カナダドルに価格変更されます。
一方で、マイクロソフトはカナダでのXbox Oenの価格(499カナダドル)を「値上げする計画はない」としています。PS4より高額だったことがPS4の後塵を拝する原因と言われたXbox Oenですが、結果的にライバルの方から値上げによる価格の歩み寄りがあったことになるため、カナダ市場での両者のシェアに影響を与えるかもしれません。