Digital Trendsで、Xbox Ｏneにはリージョン制限が課されていることを伝えていました。
最近のゲーム機ではリージョン制限がかかっていることはごく普通ですので驚くべき話ではありませんが、Xbox Oneよ、お前もか的なところは確かにあります。
Digital Trendsによると、マイクロソフトはXbox Oneのリージョン制限について以下のように答えたそうです。
「映画や音楽業界と同じで、ゲームも国ごとのコンテンツ制限ガイドラインはあってしかるべきです。Xbox Oneではパートナーとはこうしたガイドラインに沿って進めて行こうと考えてます。」
ゲームのリージョン制限があるということは、日本で購入したXbox Oneでは海外版のゲームをプレイできないということになります。日本じゃ販売されていないゲームをプレイしたいと思うユーザーにとっては歓迎すべきことではありません。
ブラジルは関税が高額ですが、これは国の法律で定められたものです。例えばそういったブラジルのような国でリージョン制限がないと、高額な正規販売を回避するために海外版を販売しようとする輸入業者が後を立たなくなり国内販売が立ちいかなくなってしまいます。Digital Trendsでは、リージョン制限によりそういった事態を回避できるとしてそのメリットを挙げていますが、ユーザー視点では少なくとも喜ばしいことは全くありません。
もちろんリージョン制限により、必然的に違法コピー品になる海賊版にも一定の制限が課されることになりますのでゲーム業界全体の利益を考えれば致し方ないところはあります。