米公式PlayStationsサイトで、PlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.05を公開すると発表していました。
Frostegater氏が発見した『UNO』のexploitを利用し、新しいカーネルexploitで2.02のPS VitaにCFEを移植したCEF 6.60 TN-C for Vita OFW 2.02や、CFW PROを移植したeCFW ARKいったものが公開されてからはや数週間、ついにしばらく放置されていたUNO exploitとFrostegaterのカーネルexploitが対策される日がやってきました。
2.05となるPS Vitaのファームウェアアップデートでは以下のように書かれていることからexploit対策が万全になるであろうと思われます。
“include the latest security patches”
最新のセキュリティパッチを含む
リリース日は2013年1月22日となっています。日本では既に1月23日ですのでリリース予定日を過ぎています。時差を考えると午前中には2.05が公開されるものと思われます。
今回は表裏タッチパッドのアサイン機能が追加されたりEメールアプリが追加されたりなど変更点は多そうです。残念ながら現時点では新しくカーネルexploitが見つかったと言う話もないため2.05公開後はVHBLが主流になりそうです。
[追記]
理由は分かりませんが、US PlayStationのサイトが2.05告知だったものが2.02に巻き戻っています。リリース先送り?
[追記 2013.1.24]
予想より1日遅れになりました。公式サイトでPlayStation Vitaシステムソフトウェア バージョン2.05 アップデートが公開されていました。
バージョン2.05で更新される主な機能
システムソフトウェアにおいて、動作の安定性を改善しました。
昨日見たアメリカのサイトはもっと大量に変更履歴が書いてあったはずですが何故かまるでUNO exploit対策だけしました的な内容になってます。
wololo.netではJd8531氏が強制アップデートな上に、初めて再起動を要求すると伝えています。
再起動の必要があるほどの、いまだかつてない内容であることは間違いありません。
ただし、プロキシを経由する方法でアップデート回避ができるという情報もコメント欄には出ていたりします。
また、次のVHBLとして準備されているtomtomdu80氏のexploitですが、tomtomdu80氏自身が2.05でも動作しているとコメントしています。
CEFやeCFWに必要なカーネルexploitは暫く公開される予定にはなっていませんのでVHBLで満足できない方はアップデートは暫く見送った方が良いでしょう。
httpv://www.youtube.com/watch?v=0O56FlsbTXU