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ソニー NFCを利用した中古ゲーム排除のための特許を申請 PS4で搭載か

VG247で、ソニーが中古のゲームを起動できないようにすることができる特許を申請していたことを伝えていました。

今までも次世代機は中古のゲームを起動できないようにするといった情報が多く流れていますが、ソニーに関して技術的な面からその噂の根拠となりうるものが見つかったことになります。

ソニーが申請した特許はNFCの技術で、昨年の12月9日に申請されていました。

この特許はNFCを利用して中古であることを認識すると起動できなくするというものです。

具体的にはゲームディスクに搭載したNFCチップがソニー製品(今回の話はPS4のことを指している模様です)と通信を行い、パーミッションタグというものを用い一度起動させたPS4本体と紐付けを行うことで別の本体で起動させていることを認識すると起動できないようPS4がブロックするというものです。

PS4の持つ固有のIDとの紐付けが考えられますので本体IDないしはPSNアカウントとの紐付けだと思われますが、もし本体IDとの紐付けをした場合買い替えや買い増し、修理によるボード交換で購入済みのゲームディスクが起動できなくなることになりますし、PSNアカウントとの紐付けをした場合インターネット常時接続を要求されることになり、今と使い勝手が大きく変わってしまいます。最初の起動時のみかもしれませんが。

勿論NFCでゲームディスクを管理するということは違法コピー対策にもなるわけですので、ソニーにとっては一石二鳥どころか実は違法コピー対策の方が本目的なのではないかという気がしなくもありません。

ゲームを中古で購入する文化が既に定着している現在、本格的な中古排除対策はユーザーにとっては決して嬉しい話ではありません。

尚、今回の情報についてソニーは「ノーコメント」だそうです。

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