WeGotLifeで、マイクロソフトのWindows Live部門のゼネラルマネージャーBrian Hall氏が新型Xboxの存在認める発言をしたことを伝えていました。
本物の開発機の存在が明らかになるなど開発が進んでいるもののその存在がなかなか公にならない次期Xboxですが、思わぬところから「公式見解」が出されることになりました。
これはThe Vergeのポッドキャスト内で行われたBrian Hall氏への電話インタビューの中で飛び出した発言で、ウェブメールサービスHotmailがアップグレードされたサービス”Outlook.com”について言及する中で「新Xbox」もOutlook.comに対応するとして間接的に新型Xboxの存在を認めています。
httpv://www.youtube.com/watch?v=qu4iezLYuHs
ビデオの1分17秒から1分41秒のところでBrian Hall氏は次のように語っています。電話の音声なのでちょっと聞き取り難いですが…
- 我々はここ16年ほどHotmailのサービスを運用してきましたし、ビジネス用途にExchangeとOutlookも用意してきました。そして今、新たにベストな製品としてそれらをまとめた新製品を発表しようとしています。Windows 8でも新バージョンのOfficeでも新Windows Phoneでも新Xboxでも利用できるようになるでしょう。
既に新型Xboxの情報はかなり伝わってきているので、実際のところ「やはり新型Xboxは存在するのか!」と驚くようなスクープ発言ではないことは間違いありませんが、メールサービス機能が付いていることが明らかになりましたので単なるゲーム機として開発している訳ではない証拠がまた一つ増えたとは言えそうです。
なお、蛇足ですが同じBrian Hall氏の発言からXbox 720はWindows 8に対応と伝えているサイトがありますが、それはニュアンスの取り違えです。
[追記]
マイクロソフトがBrian Hall氏の発言についてあのコメントは次世代Xboxについて言及したものではないと公式に否定していました。秋に公開されるダッシュボードアップデートでXbox SmartGlassなどに対応する現行Xbox 360のことだというのがその理由です。