NOWGamerで、イタリアミラノにあるUbisoftのゲーム開発スタジオUbisoft Milanの開発者からWii Uの情報が流出したことを伝えていました。
開催まで2週間を切った今年のE3を前に、おそらくは任天堂がE3のカンファレンスで発表するはずだったかもしれないWii Uの詳細な情報をリークしてしまったようです。
Wii Uの情報リークはUbisoft Milanの開発者がイタリアのフォーラムへ投稿する形で行われ、その開発者曰く情報自体は「任天堂から教えてもらった」もので、リークさせた理由を「みんなに教えてあげたい」としています。本当にUbisoftに在籍する開発者であれば守秘義務があるはずですので、実際意図的に情報をリークしていることを考えるとその開発者の立場が本当にそうなのか疑問符が付きそうな気はします。
そのWii Uに関するリーク情報は以下のような内容になっています。
- – WIi UはDirectX 11をサポート。現時点でUnreal Engine 4が走っている。
– Wii Uはタッチスクリーンコントローラーに対応
– 2GB RAM搭載。うち560MBはOSが占有する
– 発売日は11月23日予定
– 販売価格は決定されていないが350ドルから450ドルの価格帯
– 『Rayman Legends』『The Avengers』『Assassin’s Creed 3』『Just Dance 4 』がUbisoftのWii U向けタイトルとして予定されている。『Killer Freaks from Outer Space』はWii U本体発売後に発売
– 開発者に配布されている開発機は複数バージョン存在する。
– グラフィックチップセットはRadeon HD 6770。
– 『Assassin’s Creed 3』は1080pの60fpsで動作。PS3とXbox 360では720p
– Wii Uにはプリインストールソフトウェアがある
– Crytek、EA、ValveがWii U向けタイトル開発に取り組んでいる。
– Valveはデジタル配信を狙っている。
– Wii UのUIはカスタマイズ可能である
– Wiiバイタリティセンサーに関係するボタンが新設されている
– トリガーボタンはアナログ入力ではない
NOWGamerで伝えているこの情報はUbisoft Milanの開発者というDeveloper1を名乗る人物がフォーラムへ一部情報を投稿したことにより質問攻めに合い、それに答える形で出てきた情報をまとめたものになっているようです。情報の真偽を証明する手だてがないこととイタリア語から英語への翻訳段階で意味が異なっている可能性も否定できないので、これがWii Uの最新情報とまでは言い切れません。ただ、E3を目前に控えた次期での情報リークは過去に何度もありましたのでガセではない可能性は十分にあります。