日本では1987年9月に沖縄で観測されて以来25年ぶりとなる、太陽の中心部分が月に隠される金環日食が日本の広い範囲で観測されました。
天気予報では雲が広がり、薄雲を通して、または雲の合間から金環日食を見ることができるかもしれないとされていましたが、ちょうど完全に太陽が月に隠れて輪郭だけになる時間帯に雲がなくなり金環日食をこの目で観測できました。
3年前の皆既日食の時と同じしょぼい装置で撮影を試みましたが、そもそも週の初めの月曜日の朝なんていう時間帯にのんびり日食を観測している余裕などあるはずもなく、完全に月が太陽の中に入った時点で撤収です。
直接太陽を目で見ては行けないと言いながらも、減光メガネを持っていても太陽を探すときって普通はそのまま直視してしまうものです。おかげで眼底検査直後みたいに目に残像が長時間残ってしまう羽目になりました。