HackMiiで、WiiのHomebrewchannelの開発でおなじみTeam Twiizersが、まだ海外で発売されていない(アメリカは4月)任天堂DSiを入手し解析している事を伝えていました。【記事】
Team Twiizersのbushing氏は、日本語が出来ないのにアメリカでのDSi発売まで待ちきれずに日本のebayでDSiを購入したそうです。
早速分解してFlash吸い出しを試み、ヒューズを飛ばすなど破壊寸前までがんばったもののうまくいかなかったようです。そんななかでもいくつかDSiの調査で分かって来た事と今後についてを記事にしてくれていました。
The reason this device is interesting to me is that the DSi seems to be to the DS what the Wii was to the GameCube. The DSi has two modes — a “native mode” and a “compatibility mode”. In the compatibility mode, the clock is slown down to half the speed and access to the new peripherals is disabled — sound familiar? In the native mode, you get a faster clock and more RAM — used to perform the real-time face recognition and image processing shown above — as well as an SD slot and two cameras (front and back-facing). The device boots up into a “System Menu” that is fairly reminiscent of the Wii.
DSiというデバイスは興味をそそります。Wiiとゲームキューブの関係のようにDSとDSiにどんな関係があるのか知りたかったためです。
DSiには”ネイティブモード”と”互換モード”2つのモードがあるようです。互換モードではクロック周波数は半分以下に落とされ新しいシステム部分にはアクセスしないようになっています。ーなんかWiiとGameCubeの関係に似てません?ネイティブモードではより高速なCPUクロック周波数となり使用できるRAMも増えます。これらはリアルタイムで処理される顔認識のために搭載されています。SDスロットとDSiついている2つのカメラもこのモード専用です。機能を”システムメニュー”から起動するところが、まるでWiiのようです。
その他、ファームウェア更新やDSiウェアのダウンロードなどから解析に必要なキーの洗い出しを試みているようです。現在はまだなにも進んでいませんが今回新たにWikiを立ち上げてみたそうです。
これを読むと、DSiというのはDSとは全く別ものであることを再認識させられます。ゲームキューブに対するWiiのように、上位機種発売ではなく完全にモデルチェンジですね。マジコンも動かなくなる訳です。
今後解析が進んで、Homebrewをインターネット経由で直接ダウンロードやアップデートできる仕組みが構築できれば嬉しいですね。Team Twiizersとは違いますがWiiのHomeBrew Browserのような仕組みがDSiに搭載できれば便利です。ますます今後が楽しみになってきました。