Xで、UnlockSwitchチームが未だ発売に至っていないNintendo Switch向け(Switch 2については起動出来ていないことにしている)FlashcartのUnlockSwitchについてオープンソースとして全ての情報を公開すると発表していました。
UnlockSwitchチームはUnlockSwitchについて11月12日に「一週間以内に発売」と発表していました。今日19日はちょうど一週間です。
ついに発売なのかと思ったら、違いました。
As promised last week, the UnlockSwitch PBS is now officially OPEN SOURCE!
We’re rolling out every part of the project step by step:
•PCB files for UnlockSwitch and its programmer
•All Xtractor resources
•The UnlockSwitch dev board
•The software programmer + flashing files… pic.twitter.com/WgX2UkTYc3— UnlockSwitch (@UnlockSwitch) November 18, 2025
UnlockSwitch PBS(PBSが付いた名称が製品名)を先週約束した通りオープンソースにするそうです。先週の約束は発売かと思ったら違いました。
基板もオープンソースとしてUnlockSwitchとプログラムを書き込むプログラマー両方ともデータを公開します。
それ以外にも以下のソースが公開されます。
・ゲームダンパーXtractorのリソース
・UnlockSwitchの開発ボード
・全コンポーネントについて書き込むソフトウェアプログラマーと書き込むファイル
・3Dプリント用ケースデータ
ハードウェアのチップはLattice ICE40 UP5KとEspressif ESP32-S2を使います。
ソースが公開されたらXで告知されます。
現時点ではUnlockSwitchチームからは何も販売されません。全ての情報の公開が完了したら販売を開始するとしています。
また、立ち位置としては、違法コピーの海賊版には断固反対、自己所有のバックアップコピー起動のみをフルサポートすると主張しています。海賊版起動とバックアップ起動は明確に境界線が引けないため、その主張では任天堂に法的措置を取られたら勝てないと思います。
ソースコードの公開リポジトリとして、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく申し立てでよく閉鎖されるGitHubが選ばれました。
https://github.com/UnlockSwitch/
です。
アクセスすると
UnlockSwitch doesn’t have any public repositories yet.
と表示され、中身がありません。リポジトリは今作ったのではなく2024年8月17日に作られています。
公式サイトリンクとしてhttp://www.unlockswitch.com/が明記されていますが、アクセスするとXのアカウントにリダイセクトされます。
この様子だとデータだけ発表して作成はユーザー、ないしはサードパーティーに任せることができる形になり、UnlockSwitchチームはボロ儲けできません。自分たちで直販する準備はしていますが、UnlockSwitchはボロ儲けすることを目的に開発したもののため、どこかに裏がある(ユーザーが作ることが事実上困難、など)可能性は否定できません、と言うより私は信用していません。