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死んだらダメでしょ VitaのHomebrewコンテストReiHEN(霊変)開催決定

Zealous Chuck氏が、PS VitaのHomebrewコンテストReiHEN(霊変)を開催すると発表していました。

コンテストの応募期間は2025年7月21日から2025年10月7日までです。

Xでは靈編と書かれてますが、コンテストのロゴは霊変です。VitaシーンはHomebrew Enablerを意味するHENから取ったHENkaku(変革)から「変」の文字をなぜかキーワードに使い始めました。

その後スタムファームウェアフレームワークtaiHEN(大変)というハックの名称を経て、ここ最近はHomebrewコンテストの名称に使われています。

今回のReiHENは4回目のコンテンストになります。
過去には2017年のGekiHEN(激変)や2021年のKyûHEN(急変)、2023年のFuHEN(不変)が開催されてきました。「ナントカ変」というコンテスト名にするのがなぜかしきたりになっています。

Vitaシーンを盛り上げるコンテストは大賛成ですが、ReiHEN(霊変)はさすがにどうかと…

Zealous Chuck氏は「ナントカ変」の命名に当たり、霊を「スピリチュアル」と捉えてスピリチュアルチェンジ、つまり精神的な変化の意味を込めました。未来のVitaシーンに精神的な変化をもたらすきっかけにしたいという想いには賛同しますが、霊変を日本語として捉えると…

違いますよね。

私の「霊変」の第一印象は、「おまえ死ぬ気か?」

日本語として霊は幽霊の霊で、霊に変わるのは肉体から霊への変化、つまり「死」です。Vitaシーンを死に追いやるような命名です。

そもそも「ナントカ変」の「変」は、英語にすると大きく分けて次々と変わっていくことを意味するChangeと普通ではないことを示すStrangeの意味があります。我々日本人が「ナントカ変」命名に違和感を感じるのは、「変」と組み合わせる漢字の意味で「変」の意味が変わるからで、組み合わせによってそれはどうかと、というものが出現します。

「霊変」はこれまでの「ナントカ変」の中で最もよろしくない意味ではないでしょうか。名称決定時に日本語に精通したアドバイザーがいた方がいい気がしますが、こんなこと言うのは日本人だけで世界的にはスピリチュアルチェンジなんでしょうね。

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