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UnlockSwitch量産開始へ XでのフォロワーだけにUnlockSwitch特別価格提示

Xで、UnlockSwitchチームがNintendo Switch向けFlashcart UnlockSwitchの販売価格条件などを公表していました。

UnlockSwitchチームは基本的にこれまでXを使って各種告知を行ってきました。公式サイトは存在するもののブランドロゴが表示されるだけのサイトで、そこには何のコンテンツもありませんでした。

ここのところアクセスするとどうもウェブサイトがブラックリストに掲載されたらしく、「悪意のあるコードが含まれている」として私の環境ではアンチウィルスソフトがブロックするようになりました。これやられるとアクセスを諦める人が多数出るでしょう。もし任天堂が裏から手を回していたならば良策だと思います。

さて、今回もUnlockSwitchについての発表をXでしてきました。UnlockSwitchチームはXのフォロワーが14,000人を超えたことへの謝辞をまず述べた上でUnlockSwitchの価格等の情報を告知、UnlockSwitchアカウントのフォロワーであることがその公表価格でのUnlockSwitch購入の条件であることも明示されました。代理店による販売は見送られ、公式サイトでの直販のみとなります。

UnlockSwitch製品としては3種類用意されます。

一つ目はいわゆる単体販売で、UnlockSwitchのカートリッジ本体のみ(多分ソフトウェアを書き込むプログラマー付き)でUnlockSwitch Soloと表記されます。価格は24.90ドルで限定10,000個。Xのフォロワーのみに販売されます。購入は1ユーザー当たり2個までの制限が設けられました。購入制限ができるのは直販ならでは。

ただしフォロワー限定のチェックの仕組みは、カートのチェックアウト時にXのアカウントを入力する仕組みのようです。ただアカウント入れるだけだと誰でもいい他人のフォロワーのアカウント入れれば済んでしまうのでAPI使ってログインを求められるようになっているかもしれません。裏で情報収集されないことを祈ります。

限定10000個のUnlockSwitch Solo販売の在庫がなくなれば、以降単体販売はせず次に挙げるUnlockSwitch PBS Kitのみ販売となります。今用意されているUnlockSwitchは間に合わなかったためのWi-Fiアンテナ無しバージョンですが、Wi-Fiアンテナ内蔵モデルはXtractorとのセットでなければ購入できないことになります。

2つ目はUnlockSwitch(多分プログラマー付き)とゲームダンパーXtractorとのセットとなるUnlockSwitch PBS Kitです。これについては購入制限は設定されません。今回価格記載はありませんが一番高い奴はいくつでも買えますよ、ということです。

Xtractorはゲームカードのバックアップ専用でダウンロード版のバックアップはできません。

私が茶番だと言っている、MigSwitch V2をリバースしたオープンソースクローンFlashcart「OpenMig」 を開発しているOpenMigチームがUnlockSwitch ハードウェア向けのソフトウェア ソリューションを開発する形で協力しているもようです。おそらくですが、UnlockSwitchチームはハードウェアのみを販売し、ソフトウェアは突然出てきて不自然に急に仲良くなったOpenMigチームが開発してリリースする形です。両方揃わないとUnlockSwitchでのバックアップ起動はできませんが、それを揃えるのはユーザー自身であってUnlockSwitchチームとOpenMigチームが揃えてリリースしているわけではありません。

「我々の製品だけでは任天堂の著作権は侵害できない」と言い張って任天堂からの法的措置対策を回避するための工作はどこまで通用するでしょうか。

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