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Mig SwitchのコンポーネントはMig Dumperと共通

ゲームハック情報を提供するフランス語ニュースサイトNobuyoshi NewsをTeam Nobuyoshiと共に運営するSigHyaのX(旧ツイッター)公式アカウント@SwitchToolsがNintendo Switch向けFlashcartのMig Switchを入手したことを報告していました。

Mig Switchは実は生産が遅れていたためにしばらく続報が途絶えていましたが、ようやく専門サイトによるレビューが届きそうです。

遅かれ早かれ任天堂の法的措置を喰らうはず(ただしロシアで本当に生産しているならロシア当局の協力は得られそうにないので販売網をターゲット?)ですが、@SwitchToolsではMig Switchを入手し現在レビュー記事を準備中としています。

製品版のSwitchのゲームカートリッジをダンプしてバックアップするMig Dumperも届いたことで、今回新たな事実が発覚しました。

Mig Dumperを殻割りしてみたところ、Mig SwitchのFlashcart本体とコンポーネントが一緒だったようです。同じファイルでMig SwitchとMig Dumperをアップデートする仕組みだったため、Mig SwitchとMig Dumperのハードウェアは別物ではないことは予想できていましたが、コンポーネントが共通であることが確認できたことになります。ただしMig Switchではチップの種類がわからないようチップ表面が削られていましたがMig Dumperは何も細工がされていませんでした。

Mig Switchで使っているチップが明らかになったので、ファームウェアの解析がされるとクローンのFlashcartが登場する可能性も否定できません。

クローンが先か、任天堂の法的措置が先か。任天堂としては、続々と生えてくるクローンまで個別に相手をしていてはきりがないので早めに手を打ちたいところです。Switchのライフサイクル終盤のこの時期になってNintendo Switchエミュレータyuzuの開発チームを任天堂が提訴したのは、個人的にはMig Switchへの警告の意味もあったのではないかと思っています。

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