wccftechで、Nintendo Switchの後継機(通称Switch 2)は現行Nintendo Switchとの後方互換についてはまだ未定となっていると伝えていました。
Switchの次世代機でSwitchのゲームがプレイできる後方互換機能の有無はユーザーにとっては非常に興味深い情報です。Switchのゲームが次世代機でもプレイできるのであれば発売当初からプレイできるコンテンツが多数存在することになるため、営業戦略上も重要です。
しかし、Wii UからSwitchへの移行時は後方互換がありませんでした。Wii Uはディスクメディア、Switchはカードメディアというメディアの違いもありますが、Wii UはPowerPCアーキテクチャ、SwichはARMアーキテクチャというハードウェアの違いがあったため、Wii UのゲームはSwitchではプレイできません。逆に言うとSwitchでは後方互換を排除してでもARMアーキテクチャのTegra X1を選んだことになります。
VGCポッドキャストによると、Switch次世代機に後方互換があるというディベロッパーと、ないというディベロッパーがいることが明らかなりました。次世代機の開発機は既に配布されているにも関わらずこういった状況になっているのは任天堂がディベロッパーに対してまだ正確な情報を提供していないという可能性があるとしています。
Wii UからSwitchへのモデルチェンジのようにアーキテクチャが変わるのであればエミュレーション以外の方法で後方互換を実現するのは難しいですが、Switch次世代機のアーキテクチャがARMを引き続き採用するのであれば後方互換を備えている可能性は高いと思います。アーキテクチャが変わったのであれば、情報がないのに後方互換はあると発言しているディベロッパーがいること自体が不思議な話になります。