GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.5.3(85c23b578)をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphère 1.5.3 is now released: https://t.co/zfueDFJJHf
This has some minor fixes, support for 16.0.3, and Atmosphère is now compiled with GCC 13!
Please note: there is a known issue with Fire Emblem: Engage mods, which will be fixed soon.
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) May 9, 2023
マイナーな修正と16.0.3のサポート、そしてAtmosphèreはGCC 13でコンパイルされました!
注意:Fire Emblem: Engage modsの既知の不具合は近日中に修正予定です。
Fire Emblem: Engage modsの不具合というのはNintendo Switch『ファイアーエムブレム エンゲージ』でlayeredfs modを使用すると大量のメモリを使ってしまうというもので、Atmosphere 1.4.1のときから問題が把握されていた不具合のことです。
公式発表の変更内容概略は以下です。16.0.3サポートとマイナー修正という感じです。
・16.0.3のサポート
・gcc13や新ライブラリ(最新のdevkitA64/devkitARMのリリース)を使うよう更新
・16.0.0以降でシステムフォントのリプレイスができない不具合等の修正
驚いたのは16.0.3リリースから2時間経たずしてAtmosphereのアップデートしたことです。仕事が早い。