GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.4.0(36a33617a)をリリースしていました。ハッシュがe580c3970から36a33617aに変わり、プレリリース版から正式リリース版になっています。
Atmosphere 1.4.0 has transitioned out of pre-release, and is now released normally.
A couple of bug fixes made it in (notably a black screen on boot fix in fusee under certain conditions), but not too much.
Happy June 15th! https://t.co/7lRf4kyd9W
— Michael (@SciresM) October 18, 2022
Atmosphere 1.4.0はプレリリースから移行し、通常のリリースとなりました。
いくつかバグ修正を行いました(特定の環境下においてfuseeでの起動時にブラックスクリーンになってしまうことなど)が、特に変更は多くありません。
Atmosphere 1.4.0(e580c3970) プレリリース
からgdbstubでHomebrewのモジュール名の読み込み修正やfuseeで15.xでのexFATのnogcパッチ修正などが行われました。
先日nx-hbloader v2.4.3がリリースされましたが、Atmosphereに同梱されているバージョンもそのv2.4.3になっています。