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Wii Uのニンテンドーネットワーク代替サーバープロジェクトPretendoが3DSにも対応へ

ツイッターで、ニンテンドーネットワークの独自代替サーバープロジェクトを準備しているPretendoチームがWii Uのみでなく3DSにも対応したPretendoのパブリックベータ版を公開すると発表していました。

PretendoはもともとWii Uのためのニンテンドーネットワークの独自代替サーバーを用意するプロジェクトでしたが、今回3DSにも対応したオープンソースプロジェクトとして新たに再出発することになりました。目的はニンテンドーネットワークのサービスが終了してもWii Uと3DSでネットワークサービスを継続させるためです。それによりWii Uと3DSでのオンライン機能を、Pretendoで構築したサーバーが存在する限り継続して利用できることになります。

2月にPretendo Networkの誕生日です!我々は今までとは別のパブリックベータ版を公開します!今度は3DSとCTGP-7(Custom Tracks Grand Prix – 7:マリオカート7mod)をサポートします。詳細はDiscordサーバーにて。

Nintendo Wii Uのカスタムeショップサーバー計画の記事で「独自サーバーを運営しようというPretendoプロジェクトも再開」とお伝えしましたが、実はその後進展情報があまり伝わってきませんでした。

調べてみたところ、昨年9月からPretendo公式ブログの投稿が始まっています。Pretendo公式サイトもマルチランゲージのサイトとして公開されました。ここ数ヶ月の間に本格的にプロジェクトが再度動き出していたことになります。

非常にありがたいサービスになると思いますが、公式ネットワーク同様、ルールを守らないユーザーはBANすることを明言しています。まだ完成していない状態のため、アカウントをどうするのかなどの具体的な利用方法は発表されていません。

Pretendoを利用するにはノーマルWii/3DSではアクセスできません。Wii UではHomebrew Launcherへのアクセスが必須ですが、3DSに関しては、おそらく同様だと思いますが詳細は「後日公開」となっています。

また、Switchに関してはニンテンドーネットワークとは全く異なる有料のオンラインサービスを使っているのでPretendoでは対応できません。
オンラインプレイのためのカスタムサーバーサービス以外にもMiiverseの代替サービスJuxtapositionや、エミュレータであるCemuのサポートなども予定されています。

PretendoはGitHubでソースコードが公開されています。まだ進捗状況が6割ほどのようですので、完全なニンテンドーネットワーク代替サービスとして正式に運用できるのはもう少し先になりそうです。

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