wololo.netで、PS VItaのHomebrewコンテストKyûHENで寄付が増えたことにより賞金総額が1000ドル(日本円で11万円)を超えたと伝えていました。
寄付はKo-Fiで行われています。Ko-Fiは「支援したい人にコーヒー一杯をご馳走する」というコンセプトの寄付サービスです。現時点で寄付をしたサポーターは28名ですが、少し前は賞金総額は455ドル(スポンサーサイトが捻出)でしたので6万円分くらい28名の支援で増えたことになります。
Vitaシーン向けのHomebrewコンテストKyûHEN(面倒なので、以下KyuHENと記載します)は2月に開催が決定し、先月末に公式サイトが公開されました。customprotocolがメインの主催サイトで、PlayStationシーンの情報サイトPSX-Place、wololo.net、PlayStationHaxの3つのサイトがスポンサーとして協力しています。wololo氏によるとwololo.netはスポンサードをしているので資金は出しているようですが、「直接コンテストの運営には関わっていない」そうです。
KyuHENには4つのカテゴリがあり、それぞれ賞金が用意されます。以前お知らせした時と若干変わっていますので最新の情報をお伝えします。
- Game One : 任意の既存のゲームエンジン(GameMakerやUnityなど)を利用して開発したHomebrewゲーム
- Game Two : 任意のゲームエンジンで開発しVitaSDK/DolceSDKでコンパイルしたもの
- Utility : ユーティリティ系Homebrewまたはプラグイン
- Ports : 他のプラットフォーム向けのゲームやエミュレータのVita移植版
以前の記事でヘンなネーミングと表現したKyûHEN(急変)の名前の由来についてCustomprotocolにはこのように書かれていました。
「急変は”突然の変化”を意味します。VitaのPlayStation Store閉鎖はまさに突然の変化です。しかし、突然行われることになったコンテストによる活性化はシーンにとって希望に満ちたものになるでしょう」
こじつけですねぇ。ネイティブで日本語を扱う我々にとって急変は「Vitaの容態が急変しました…チーン…南無阿弥陀仏」にしか思えません。
KyuHENの応募ページはhttps://kyuhen.customprotocol.com/en/submissionsで4月8日に公開予定、エントリー締め切りは5月末です。