Team-Xecuterが、新型Switch/Switch Lite向けのMODチップSX CoreとSX Liteのレビュー/テスト用のサンプル製品の出荷をしたことを発表していました。(hiroroさん情報ありがとね)
ハックできない対策版Nintendo SwitchとSwitch LiteでSX OSを起動させるためのMODチップSX CoreとSX Liteは、2月中旬に製品名を発表したものの、その後の新型コロナウイルスの影響で開始遅延、ようやく4月上旬に予約受付開始したところでした。
本来もっと早い時期に実施するはずだったレビューおよびテストサンプルの出荷がゴールデンウィークの明けた今日になってようやくTeam-Xecuterから発表されたことになります。
送付されるレビュアーはTeam-Xecuterが認定しているところだけです。著名なゲーム情報サイトはレビューのためのサンプルを申し込んでおり(大手だとTeam-Xecuterからアプローチがあったサイトも存在すると思います)サンプルを受け取ってレビュー記事を公開するのではないかと思います。
私は申し込んでいませんのでレビューなんてしません。過去にはとある製品で日本の販売代理店から依頼を受けたことはありますが、通常お断りしています。もしレビューする気になったとしたら、自分で買ってやります。
SX CoreとSX Liteはどちらもインストールには本体の分解およびハンダ付けが必須です。コネクター抜いて挟み込むだけ、のようなポン付けの選択肢は結局ないようです。
どの程度のハンダ付けかや、どこまで本体を分解しなければならないかなど不明な点が現時点では多いです。そのあたりの情報はこれから出てくるレビューで明らかになってくると思いますが、ハンダ付けなんてやったことない、または万が一失敗したときに元に戻せないリスクを取りたくない方はSX CoreとSX Liteには手を出さない方がいいでしょう。
Team-Xecuterではハンダ付けできないユーザーのためにこんなことを言っています。
「ハンダ付けに不安のある方はお近くのインストーラーにSX CoreやSX Liteが入荷するのをお待ち下さい。入荷すればインストーラーが代わりにインストールしてくれます。インストーラーはプレインストール版本体の販売も行う予定ですので、Switchをお持ちでない方は購入後すぐに使えるようにすることもできます。」
いや、これ日本だと改造本体を販売する側は違法(商標法違反と著作権法違反)となる可能性が高いです。
入手困難な転売ヤーの価格より安いインストール済み改造Switchなら、価格面のメリットだけで判断して購入する価値はあるかもしれませんが、購入当初からメーカー保証はない、実際には価格も転売ヤーの方が安いくらいのおそらくぼったくりになる改造Switchに購入する価値はありません。お気を付け下さい。