Fusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.11.2が近くリリースされることになりそうです。
SciresM氏のcommmitによると、「0.11.2は来週とか再来週とかそこらでリリースされるでしょう。」とのことで、変更履歴をまとめているとしていました。
0.11.2 changelogのcommitによると、主な変更点は以下です。
・exosphereの設定をsd:/exosphere.ini
に移動
BIS保護のための変更で、今回から重要な設定項目になったことからexosphere.ini
をAtmosphere
フォルダの外へ出すことで、間違って削除されたりすることがないよう変更。
・NANDを実際にモディファイすることなく個人情報が含まれているPRODINFOを自動的に空にする機能の追加
・10.0.0で追加されたpgl(“Program Launcher”の略か?)システムモジュールの追加
・その他バグ修正
また、Atmosphère 0.11.1でも10.0.1でのAtmosphère動作に問題はなかったものの、10.0.1のサポートについても今回正式に書かれるはずです。
具体的なリリース日については特段言及がありませんが、変更内容に沿って関連するHomebrewもアップデートに取りかかると思われます。