ツイッターで、Davee氏が電源を切るとノーマルファームウェアに戻るLCFWしかインストールできないPSP goなどで電源投入時からCFWを起動させることができるInfinity 2をリリースすると発表していました。
2019? pic.twitter.com/yA5oVLc9q8
— Davee (@DaveeFTW) October 29, 2019
Davee氏が公開した写真だとバージョンが6.60になっています。6.61ではないみたいですが、あくまでも写真だけだと思います。
Davee氏によると、Infinity 2の内容は以下です。
Infinity 2:
☑️ 6.60 support
☑️ 6.61 support
☑️ PSP "E1000" street support
☑️ PSPgo pause/restore game fix
☑️ Theming fixes
☑️ Simpler and more risk free installation
☑️ Open source
☑️ 10 years since ChickHEN— Davee (@DaveeFTW) October 29, 2019
・6.60サポート
・6.61サポート
・PSP E1000サポート
・PSP go のゲームのポーズ/リストア時(レジューム)の不具合修正
・テーマの修正
・シンプルかつリスクフリーのインストール
・オープンソース
・ChickHENから10周年
不具合修正と日本では未発売のPSPのサポートになります。
ちょっと古いPSPの話になるので、あまりご存じない方向けに少し補足します。
PSP-E1000は欧州で発売されたPSPの廉価版で、Wi-Fi非対応(つまりネットワーク接続不可)でモノラルスピーカー(つまりマルチメディアプレーヤーとしてもイマイチ)という製品です。
PSP goはPSPの物理メディアだったUMDディスクへの対応をやめてストアからのダウンロードタイトルにだけ対応したモデルで、ダウンロードタイトル専用モデルの試金石でしまが販売的には失敗作となり、次期型になったPSP2、つまりPS Vitaでは物理メディアが復活しました。
ChickHENは2009年にPSPのファームウェア5.03向けにDavee氏がリリースしたカーネルexploitの名称です。とうの昔にソニーに対策されています。
インストール方法は改めて公表するようですが、Infinity 2をインストールするには旧バージョンをinfinityをサポートしたPSPのダウングレーダーChronoswitch 7.0を使って一度ダウングレードし、改めて6.60または6.61へアップデートしてからInfinity 2インストーラーを起動する必要があります。
リリース時期については言及されていませんが、「2019?」とDavee氏がコメントしていることから、少なくとも年内にはリリースされそうです。