GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.9.1をリリースしていました。
先日リリースされたNintendo Switch システムバージョン 8.1.0にAtmosphèreも対応しました。SX OSとほぼ同時に対応版をリリースしたことになりますが、私調べの記録だと公開に至ったのはSX OSの方がちょっとだけ早いようです。
今回の変更点は
・8.1.0のサポート
・安定性向上
のみです。
Atmosphère 0.9.0で実装されたemuMMCのバグ修正は「次のバージョン(Atmosphère 0.9.1を予定)で修正する計画」とされていましたが、Atmosphère 0.9.1では8.1.0への対応を優先しemuMMCのバグ修正は見送られました。emuMMCについては一部のバグは既に修正されているようですが、全体的にはAtmosphère 0.9.0の状態と変わっていません。