GitHubで、ONEluaチームがPS VitaをPCなしで簡単にダウングレードやアップデートすることができるユーティリティEasy Downgrader/Updater for PS Vitaをリリースしていました。
Easy Downgrader/Updater for PS Vitaは名前の通りVita単体でファームウェアをダウングレードしたりアップデートしたりできるというもので、それに必要なアプリケーションやファイルもEasy Downgrader/Updater for PS Vitaでダウンロードやインストールができます。任意のファームウェアへ自由に変更できるものではなく、あくまでもハック可能な3.60、3.65および3.68の3種類のインストールが対象です。3.69と3.70は動作はしますがダウングレードやアップデートする選択肢としては対象外となっています。それはそうですよね。
Easy Downgrader/Updater for PS Vitaをインストールする前提条件として、現時点でTrinityまたはH-encore、Henkakuがインストールされている必要があります。今はTrinityがあるのでVitaが最新ファームウェアであっても使えます。
H-encore/Memecoreをインストールした後はEasy Downgrader/Updater for PS Vita自体でVitaを再起動してデータベースを更新します。Live Areaのバブルレイアウトには影響ないそうです。
ダウングレード(場合によってはアップデート)ターゲットとなるファームウェアでインストールできるハックは以下のようになっています。自分の目的を明確にしてファームウェアを選んで下さい。個人的には電源切って元に戻る程度の手間なので3.60のHenkakuを選ぶ、かな?
3.60 -> Henkaku または Memecore
3.65/3.68 -> H-encore
Memecore(h-encoreのカーネルexploitを3.60に移植したもの)は3.60で電源切っても戻らないパーマネントハックをインストールしたい人向けです。
注意点として、バッテリー残量70%以上であることを確認して下さい。
O: Select FW PUP: ファームウェアPUP選択
ファームウェアの選択画面が出ます。目的のファームウェアのPUPファイルを選んで”X” を押すとダウンロードが始まります。
△: Install Modoru: Modoru(戻る:ダウングレーダー)のインストール
□: Install Enso v1.1: Henkaku Enso v1.1のインストール
X: Install H-encore: H-enocreのインストール
SELECT: Extra Options: エクストラオプション
SELECTボタンを押すとエクストラオプション画面になります。
現在の最新バージョンはEasy Downgrader/Updater for PS Vita 1.02です。