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任天堂 「eスポーツ」運営に参入へ

任天堂が、2020年度内に「eスポーツ」大会の運営に参入し、世界規模の「eスポーツ」競技大会「Nintendo e-Games」を独自に開催すると発表していました。


最近よく耳にする「eスポーツ」は、一般社団法人日本eスポーツ連合のウェブサイトによると

「eスポーツ(esports)」とは、「エレクトロニック・スポーツ」の略で、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

と定義されています。

ゲームをプレイすることをスポーツと捉え、プレイヤー同士の対戦を競技と定義しているのです。いままでは単にゲームで遊んでいるだけと考えられていた行為は競技へと昇華し、純粋なトップアスリートでなくても年齢を問わず練習次第で誰でも世界のトップクラスと対等に戦えるチャンスがあるところが大きな魅力と考えられています。

任天堂が運営する競技大会「Nintendo e-Games」は、今後発売するNintendo Switchおよびスマートデバイス向け専用タイトルをそのまま競技として使うことで、普段から慣れ親しんだゲームでそのまま世界と戦える楽しさを感じることができます。

専用タイトルの詳細については、任天堂は新たに新規開発をするのではなく、「過去に発売したタイトルの中から対戦に特化したバージョンを選別してeスポーツ向けにアレンジする」方法を取るようです。現時点ではファミコン向けに発売した「五目ならべ」のeスポーツ版が開発されています。
ファミコン版の画質ではさすがに今の時代にそぐわないため、当然高画質版として開発されており、五目ならべの囲碁石がeスポーツ版ではリアルに再現されているようです。

任天堂はこの「eスポーツ」を任天堂に接する機会を増やす好機と捉え、ゲーム人口の増加につなげるためにeスポーツの大会運営をはじめ、競技の普及につなげる「0歳からのeスポーツ教室」「夏休み短期こどもeスポーツ教室」「マタニティeスポーツ」「eスポーツ新社会人」「中高年のための元気はつらつeスポーツ」「ねんきんくらしでさわやか終活eスポーツ」といった老若男女を問わずeスポーツの楽しさを体験できる機会を増やし競技人口増加に繋げたい意向です。

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