Team Xecuterが、Fusée Geléeと同じNVIDIA Tegraの脆弱性を利用したNintendo Switchハック製品Xecuter SXで使用するOS(カスタムファームウェア)SX OS v2.6 BETAをリリースしていました。
オープンソースのカスタムファームウェアAtmosphèreが7.0.xサポートをすでに実現していますので、少なくともソースコードをパクればSX OSも早々と対応できると予想していましたが、意外と時間がかかりました。SX OSもようやく7.0.xサポートです。
前バージョンのSX OS v2.5.3は安定版である”STABLE”でしたが、今回のv2.6はベータ版になっています。理由は「将来のファームウェアアップデートに備え劇的に作りを変えたたため、意図せず動作が変わってしまっている可能性がある」ためです。リリースまでに時間がかかったのもおそらくそのためでしょう。
今回は特に新しい機能の実装等はありません。見た目は7.0.xで今までと同じことができるようになっただけのようです。
なお、Team Xecuterの発表文の原文は「7.xのサポート」となっていますが、現在のSwitchの最新ファームウェアはシステムバージョン 7.0.1であり、仮に7.1が出たとした時にSX OSは起動しない可能性も十分考えられるため、7.0.xサポートという表現にしてあります。