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modoru(戻る)リリース やはりVitaのダウングレーダー

GitHubで、TheFloW氏がPS Vitaのファームウェアをダウングレードすることができるユーティリティmodoru v1.0をリリースしていました。

TheFloW氏がmodoruという謎のアプリケーションのスクリーンショットを公開、それはダウングレーダーではないかと書きましたが、やはりその予想通りでした。

公開されたスクリーンショットを見る限り、まだハックが公開されていない3.70からのダウングレードができることになっていますが、現状それが未公開のため事実上modoruがサポートしているVitaのファームウェアは3.60から3.68のみだけになります。当然3.70ハックが公開された時点で3.70からのダウングレードが可能になります。また、3.60から3.68ではHENkaku/h-encoreが起動しているVitaでないとmodoruが実行できませんのでご注意下さい。

modoruでダウングレードする場合はバッテリー容量が50%以上残っている必要があります。おそらくmodoruにバッテリー残量チェックが入っているのではないでしょうか。
また、ダウングレードする際にはすべてのプラグインを無効化しておく必要があります。したがってSD2VITAからmodoruを実行することはできません。メモリーカード(または内蔵ストレージ)を使うことになります。

modoruのダウングレードの仕組みとしては、Vitaが持っている各種チェック機能をバイパスするパッチ(brickする危険性は低い模様)を当てた上で公式のアップデータを利用しているので、ダウングレードした結果Vitaがbrickすることは、TheFloW氏曰く”Not likely”(たぶんない)らしいので、可能性はゼロとまでは言えないが大丈夫じゃないか、ということです。

インストール方法
1. VitaShellを使ってmodoru.vpkをインストールする
2. ダウングレードしたいターゲットファームウェア(modoruの目的はHENkaku/h-encoreをインストールできるファームウェアへのダウングレードですので3.60などハック可能なファームウェアでないと意味ありません。注意して下さい)のPSP2UPDAT.PUPを入手し、ux0:app/MODORU000/内にPSP2UPDAT.PUPをコピーする(先にコピーしてからmodoruをインストールするとMODORU000フォルダがリセットされるので注意)
3. すべてのプラグインを無効化する。 ux0:taiとur0:taiフォルダを別の名前に変えてしまうのが最も簡単な方法
4. Vitaを再起動し、HENkaku/h-encoreを起動し直す
5. modoruアプリケーションを実行する。
今のファームウェア
出荷時のファームウェア
ターゲットファームウェア
が表示され、「今のファームウェアからターゲットファームウェアへダウングレードしますがよろしいですか?」と聞かれるので、Xで実行、Rでキャンセルして終了する。

The FloW氏は質問が来るであろう項目をあらかじめFAQで公開しています。かいつまんでまとめます。

・VitaのファームウェアはDarthsternie氏の保管庫(GitHubにリンクあり)から入手可能
・ファームウェアPUPには(pre)、(systemdata)、(full)の3種類あるが、modoruで使うのは(full)
・開発機Vitaだと未テストだがおそらくダウングレード可能。公式にはできない1.692以下のファームウェアにもダウングレード可能

3.70ハックの公開でmodoruが活きるということですね。ちなみに#2050は結局意味が分かりませんでした。日本人にはなじみがないだけ?

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