ツイッターで、Yoti氏がTheFloW氏のh-encoreを改良したQ-encoreをリリースしていました。
Q-encoreは”Quick h-encore”の略です。HENkakuがウェブブラウザを使って起動するのに対し、h-encoreはWebkit exploitを使わない、メモリーカードアクセスで発動するexploitを利用したVitaハックです。Q-encoreはh-encoreの使い勝手を簡素化したような感じのようです。
Q-encoreはh-encoreのクイック版という扱いですが、h-encoreとの具体的な違いは自動化のためのメニューをなくしたことのようです。
インストール方法は以下です。TheFloW氏のh-encoreインストールがされていることが前提となっています。
1) Q-encoreとして配布されているアーカイブの中にあるsystem.datファイルをVitaにコピーする
2) VitaShellでsystem.datファイルがあるフォルダを開く
3) system.datを選択した状態で △ボタンを押し、Copyを選択する
4) ux0:user/00/savedata/フォルダを表示する
5) PCSG90096というフォルダを探し、それを選択した状態で△ボタンを押す
6) Open decryptedを選択し、Paste(先ほどコピーしたsystem.datをペースト)する。
7) Vitaを再起動する。動作に問題がなければQCMAでのバックアップを推奨
HENkakuをインストールしていなかったり、一つでもモジュールを削除してしまっていたりした場合には自動でモジュールがインストール/リストアされます。
また、VitaShellをインストールしていない場合も自動的にTheFloW氏のリポジトリからダウンロードされます。そのため強制再インストール設定は用意されていません。
taiHEN config.txtファイルがない場合は起動後すぐに3秒間Rトリガーを長押しすると作成されます。
system.datのSHA-256ハッシュは
1d3b765154d77a9765bb6dcfd51e57fc30e8aca83538f26b44106e0253b9daba
です。