GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.8.1をリリースしていました。(cloverさん情報ありがとね)
Looks like we're seeing a rare, twice-in-a-row June 15th: Atmosphere 0.8.1 has released: https://t.co/99iscad3TD
This contains a hotfix for a race condition that could cause AutoRCM protection to not apply (sorry about that!), as well as a bunch of minor features.
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) November 30, 2018
2回続けてというのは珍しいと思います。Atmosphere 0.8.1がリリースされました。https://github.com/Atmosphere-NX/Atmosphere/releases/tag/0.8.1
AutoRCMプロテクトが効かないことが希にあるという競合を引き起こす不具合(失礼しました!)の修正その他が含まれています。
Atmosphereのbis_protect
で、SwitchのNS(Nintendo User Interface Shell)サービスでBCT公開鍵を上書きできるようにしてしまい競合を引き起こすバグがあり、その結果AutoRCMプロテクト機能を破損させてしまうことがあったようです。
また、SMMU(System Memory Management Unit)の有効化に失敗するという不具合も修正されました。次のアップデートまで待たせたら良くないと考えたのでしょう。2回連続のアップデート公開の理由はそのあたりにありそうです。