Team Xecuterが、Fusée Geléeと同じNVIDIA Tegraの脆弱性を利用したNintendo Switchハック製品Xecuter SXで使用するOS(カスタムファームウェア)SX OS v2.2 BETAをリリースしていました。(ISA Garageさん情報ありがとね)
まだまだ機能追加がある進化途上という感じがしますが、Switchシーンでも是非欲しいと思える機能が追加されました。
Nintendo Switchドックに接続したUSBドライブのサポート
読んで字のごとくですが、Nintendo SwitchドックにあるUSB端子に接続したUSBストレージドライブからXCIやNSPコンテンツを直接ロードすることができるようになりました。microSDカードの容量を気にする必要がなくなりましたので、大容量だとまだ高額なmicroSDカードを用意せずともテラバイトクラスのHDDなど大容量のストレージを使えることになります。コストパフォーマンスの面で非常に優位です。フォーマットはFAT32またはexFATに限られますが、ディレクトリ構造はmicroSDカードと同じである必要があります。
チートシステムのアップデート
コードサーチ中にフリーズしたかのような動きになるという報告がユーザーから上がっていたようです。実際フリーズしていたわけではないようですが、そう見えないようにプログレスバーの動作の改良というUIの改善が行われました。またチートコードサーチのために最初にダンプデータが必要でしたが、それが不要になりました。
そして、チートを適用するには+ボタンを押す必要がありましたが、有効/無効切り替えで自動的に適用される仕組みになりました。チートの追加も今回よりUIから可能です。
その他改良点
TX menuで一部NSP形式のHomebrewのアイコンが正しく表示されない不具合が修正されました。また、ドックに装着した状態で2345-0021のエラーコードが表示されてクラッシュして再起動せざるを得なくなってしまう不具合も修正されました。
USBドライブサポート以外は不具合修正になりますが、Team Xecuterは結構な頻度でSX OSをアップデートして来ているのでまだ今後の改良にも期待できそうです。