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Nintendo Switch 来年夏にも新バージョン発売へ

The Wall Street Journalが、関係者の話として任天堂が新型Switchを2019年後半に投入すると伝えていました。

Nintendo Switchは2017年3月3日に発売されたばかりですので、新型の話が出てくるには少し早い気がします。

The Wall Street Journalによると、「サプライヤーや事情を直接知る複数の関係者が明らかにした」のは、ハードウェアを変更した新型のSwitchの発売計画で、来年後半(早ければ来年夏)にもSwitch新バージョンを発売する計画の存在です。まだ計画段階のため、具体的なスペックや小型化するのかコストダウンをはかり値下げするのかなどの詳細は分かっていません。

The Wall Street Journalの記事は有料会員専用なので全記事は読めませんが、記事を書いたThe Wall Street Journalの記者 望月 崇氏がツイッターで概略を投稿してくれていました。

ディスプレイは昨今のスマートフォンを見ていると分かりますが、結構進歩感があるのでそこに手を入れるのは確かにあり得そうですね。

しかし、気になるのは一時の爆発的な勢いはなくなったもののユーザーに明らかに支持を受けているSwitchを、コストをかけてまでモデルチェンジする必要があるのかです。しかも早ければ発売から2たった年半で、です。

今までソニーのゲーム機は据え置き機も携帯機も定期的にハードウェアを変更してきましたが、任天堂は据え置き機はしれっとマザーボードに変更を加えることはあっても新型と呼べるような大幅な変更は加えてきませんでした。携帯機は割と定期的(※)に変えてきていましたが、それに伴い商品名も変えてきました。

(※)初代DSは2004年12月、DSLiteは2006年3月、DSiは2008年11月、DSi LLは2009年11月
初代3DSは2011年2月、3DS LLは2012年7月、new3DS(3DS LL)は2014年10月

Switchが携帯機の血統なら新型Switchも理解はできますが…3DSを販売継続しているので扱いとしてはSwitchは据え置き機の方向が理にかなっています。海外では据え置き機市場が主流ですから過去の携帯機並みに大幅なモデルチェンジを短期間でするとは予想していませんでした。Switchは携帯機にしては高額ですからね。

もしかするとNVIDIAのTegraプロセッサーの脆弱性であるfusée geléeの存在が新型開発時期に影響を与えた可能性があるのかもしれません。個人的憶測に過ぎませんが。

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