Eurogamerで、ファミコンの海外での通称”NES”は何と発音するのかの公式回答があったと伝えていました。
NESはファミコンの海外での製品名「Nintendo Entertainment System」の頭文字の略で、海外ではNintendo Entertainment Systemとは書かずにNESと表現することが一般的になっています。正式名称「ファミリーコンピュータ」をファミコンと略す日本と似たような略名一般化です。
ファミコンは読んで字の如くそのままファミコンですし、任天堂自身がファミコンと呼び、後継機に至っては「スーパーファミコン」と名付けられたので読み方に対して疑問を挟む余地はありませんでした。
一方で海外ではNESを一般的には「ネス」と読んでいますが、任天堂自身による公式見解がなかったため「ネス」で正しいのか、もしかすると公式呼称は「エヌ・イー・エス」なのかというところが実は曖昧だったようです。
Eurogamer編集部では実際30分程度ではありますが「ネズ(Nez)」だ、「ネス(Ness)」だ、「エヌ・イー・エス(NES)」だと議論になったそうです。つまり、読み方についてあまり意識したことがなかったようです。
ここで、意図せず公式見解が発表されたことが明らかになりました。
先日発売された3DS用ゲームソフト『メイド イン ワリオ ゴージャス』の中に過去のゲーム機ミュージアムが入っていて、その中にNESを「ネス」とカタカナ読みカナ付きで表示している画面が発見されたのです
任天堂自身がNESを「ネス」と呼んでいますね。これで「ネス」で決まりです。
ネズやエヌ・イー・エスと読んでいたユーザーも実はいたようで、今更呼び方変えられないと嘆く人も出てきそうです。日本は早々とファミコンで統一されていて幸せですね。
ちなみに、昔はゲーム機を何でもかんでもファミコンと呼んでいた事実を知っているあなたは相当なご年配です。