Maxconsoleで、Team XecuterがFusée Geléeと同じNVIDIA Tegraの脆弱性を利用したNintendo Switchハック製品Xecuter SXで使用するOS(カスタムファームウェア)SX OS v1.4をリリースしたことを伝えていました。
前回のアップデートSX OS v1.3ではeMMCパスワードロックを事実上廃止するなど金儲け姿勢を軟化させたTeam Xecuterですが、今度はSX OSに対してユーザーがより使いやすいと感じる方向への改善を行ってきました。
・NSPインストーラーの統合
NSPは、.nspファイル(Nintendo Submission Package)と呼ばれるファイル形式のことで、eショップタイトルのことを指しています。
SX OS v1.3の時にTeam Xecuterは「SX OSにNSPインストーラーを組み込んで簡単にNSPファイルを扱えるようにする」方針を公表していました。v1.3ではDevMenuを利用する形で提供されていましたが、今回のアップデートではより簡単にNSPが扱えるようSX OSのメニューの中にNSPインストーラーが組み込まれました。
・Homebrew Launcherの統合
アルバムアイコンをクリックする時にRボタンを押しながら行うことでnx-hbmenuが起動しHomebrewが起動できるようになりますが、Homebrew Launcherがメニューに統合されたことでSX OSから直接Homebrewが起動できるようになりました。
・Joy-ConのIRカメラやモーションコントロールの不具合修正
『1-2-Switch』『Resident Evil(バイオハザード)』などいくつかのゲームでJoy-ConのIRカメラやモーションコントロールを使うとフリーズする不具合が修正されました。
・非署名NCA対応
NCAの整合性チェックが取り外され、カスタマイズしたNCAファイルの起動が可能になりました。モディファイしたNCAファイルだけでなく再パッケージ化したNCAファイルも起動できます。
・SX OSバージョン表示
よりSX OSのバージョンを判別しやすくするためメニューに小さくバージョン表記が追加されました。
・4.1.0でのLayeredFSの修正
4.1.0ではLayeredFSに不具合がありました。具体的な記述はありませんがそれが修正されました。
かなり便利に使いやすくなっている印象ですね。