GitHubで、 TheFloW氏がPS VitaでDualShock3/DualShock4をサポートしてゲームのローカル対戦を可能にするプラグインMiniVitaTV beta 1をリリースしていました。
このプラグインは昨日TheFloW氏がリリースを予告していたものですね。
Vitaの据え置きゲーム機であるPS Vita TVではDualShock3とDualShock4をコントローラーとして使います。そのPS Vita TVのドライバーをそのままPS Vitaで使えるようにしたというのがこのMiniVitaTVプラグインの仕組みです。VitaがまさにミニVita TVになります。
現時点でサポートしているのは純正のDualShock3とDualShock4のみです、
インストール方法
1) minivitatv.skprxとds3.skprxをダウンロードしてux0:taiにコピーする
2) ux0:tai/config.txtに以下のテキストを記入する
*KERNEL
ux0:tai/minivitatv.skprx
ux0:tai/ds3.skprx
3) Vitaを再起動し、HEHkakuを起動する。ただしこのプラグインによりVitaのボタン操作が効かなくなるがタッチスクリーンは有効なのでコントローラーのペアリング設定は可能
PS Vita TVのドライバーを使う発想にはなるほど、と感心しましたが、操作系が完全にVita TVになるんですね。その代わりVita TVでは存在しない”本体のボタン操作”が効かなくなるのは微妙な感じがします。
DualShock3とDualShock4はBluetoothで接続しますのでペアリングが必要になります。VitaではVita本体で設定→周辺機器→Bluetooth機器をタッチ操作で選択し、DualShock4側でSHARE+PSを数秒長押しするとライトバーが高速点滅してペアリングが完了します。DualShock3はWindows/Linux/macOS版のSixaxisPairToolをダウンロードして、一度PCにペアリングしたのちにSixaxisPairToolにVitaのMACアドレスを入れてやり、VitaとPSボタンでペアリングをするそうです。
MiniVitaTVでは最大4台までのDualShock3/DualShock4を接続できます。MiniVitaTVでのローカルマルチプレイ対応タイトルはRedditにリストがあります。
今回TheFloW氏がUse sceCtrlIsMultiControllerSupported to detectを公開していますので、RetroArch側でサポートすればファミコンエミュレータなどでもローカルマルチプレイが可能になります。
最近はSwitchが同じような形で対戦ができますのでこういうVitaの使い方もいいかなと思いますが、いかんせん画面ちっちゃいのでこれで対戦というのもなかなかシビれるかもしれません。
6.61 Adrenaline-6.7でPS1でもマルチプレイが可能になります。