ツイッターで、SciresM氏が SwitchのCFW Atmosphère-NXでカーネルの読み込みに成功したことを報告していました。
Exosphere (A TrustZone re-implementation in Atmosphere, my Switch CFW) just successfully performed smcCpuOn, turning on a second CPU core for the kernel it loaded for the first time on hardware. Lots of debugging/work ahead, but great progress :) https://t.co/YF67SIvkQF
— Michael (@SciresM) March 3, 2018
Atmosphere(大気の意味。ここではSwitchのCFWの名称)に実装し直したTrustZoneであるExosphere(外気圏という意味)をsmcCpuOnとして動作させることに成功。カーネル向けにセカンドCPUをオンにするとハードウェアに最初にロードされる。デバッグや調整が相当必要だが、大きな進歩だ。
Switchのカスタムファームウェア「Atmosphère-NX」がカーネルを読み込み、smcCpuOn、つまりシステム管理コントローラーがCPUを制御できるようになったという意味だと思われます。
動画では、コアパニックを発生させて画面が赤になったことを示しています。
実際に実用するためにはコアパニックを起こしては困るので調整が必要なのですが、カーネルの読み込みに成功してCPUを動作させたという意味で、Switchハックに大きな進歩が見られたことは間違いなさそうです。