GitHubで、ClusterM氏がNES/SNES Classic MiniでPCとUSB経由でゲームの追加などを行うことができるユーティリティhakchi2 2.20をリリースしていました。(cloverさん情報ありがとね)
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』と『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』は全く同じハードウェアを流用しているため、発売当初からhakchi2を使ったハックが可能だったようですが、そのhakchi2がニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン(SNES mini)に正式対応しました。発売当初からハックできていたことからhakchi2のこれ以前のバージョンでもそこそこ対応していたとは思われます。
変更点は以下です。
・SNES Classic Miniサポート
・現時点でROMの75パーセントに対応するSNES Classic Miniフォーマットへの自動ROM変換(残りの25パーセントについてはRetroArch modで起動可能)
・エキスパートユーザー向け: SNESゲームを選択してCtrl+Alt+Eを押すと隠しアプリのプリセットIDエディタが起動
・コンソールごとの個別プロファイルにより、同じhakchi2で別のNESとSNES、ファミコン、スーパーファミコンにて使用可能。”Settings menu”でコンソールを選択。
・7-Zip圧縮を全てのプラットフォームと全てのエミュレータでサポート。チェックボックス一つでどのゲームも圧縮・解凍が可能。
・グループオペレーションに対応。メインウインドウで複数のゲームを選択し、コントロールキーと右クリックでまとめて圧縮やカバーダウンロードが可能。
・わからない方は使用厳禁のエキスパートユーザー向け: NANDダンプ/NAND-Bダンプ/memboot機能。
・バグ修正
NESminiが初めてハックされた時はかなり盛り上がりを見せていましたが、ハードが同じとわかった今できることが見えていますから感動は薄いことは否めませんが、今回何も対策して来なかった任天堂の意図は図りかねます。