ツイッターで、TheFloW氏がVitaでFakeライセンスを使ってDRM(デジタル著作権管理)を回避することができるHENkaku環境向けプラグインNoNpDrmをリリースすることを発表していました。昨日発表していたサプライズがこれのようです。(SceSdif()さん情報ありがとね)
Disclosure: https://t.co/HBcG8XY0Ve
— TheFloW (@theflow0) September 7, 2017
ツイッターで発表したのは正確にはPastebinのリンクだけです。発表した内容は以下になります。
リリース予定のプラグインの名称は「NoNpDrm」で、DRMをバイパスする機能を持ちます。対象はデジタルゲームと追加コンテンツで、ゲームカードをUSBやSDから起動することもできます。
内容的にはVitamin 3.0ともいうべきものですが、実際のVitaminとは異なりゲームダンプ機能はありません。
NoNpDrmプラグインによりゲームをgro0:app/ux0:appからコピペしてVitaにインストールすることが可能になります。当然HENkaku環境(3.60)が必要です。通常はDRMでコンテンツが保護されているためこういったことはできませんが、NoNpDrmプラグインが生成するFakeライセンスがそれを可能にしています。ゲームデータ自体に改変は加えないため、ゲーム自体の要求ファームウェアが3.60以下であるゲームについては基本的には起動するようです。
ライセンスの方を改変により、見た目はゲーム自体LiveAreaにインストールされて起動し、アップデータもLiveAreaにダウンロードされ、そこからインストールされるというまるでノーマルライクな動作をします。
また、機器認証の上限に達してもう追加ができないため、Vitaにゲームはインストールされているのに認証で引っかかってゲームがプレイできないというユーザーもNoNpDrmプラグインを使用することでFakeライセンスによりそのゲームがプレイ可能になります。
TheFloW氏はNoNpDrmのリリース予定を「9月中」としています。