ツイッターで、Nintendo Switchの開発に関わるシーンメンバーが、こぞって3.0.1へのアップデートを回避するよう警告を発しています。
PegaSwitchが3.0.1で対策されていることはすでに明らかになっていますが、スプラトゥーン2のイカさん達にはもっと過酷な事実が突きつけられました。
DO NOT, under any circumstances, update to Switch OS 3.0.1. Details coming soon. #ReSwitched https://t.co/Z80GThpbSj
— Cody Brocious (@daeken) August 17, 2017
絶対に、どんな状況であれ、Switch OSを3.0.1に上げてはいけない。詳細については後ほど。
Switch update 3.0.1 patched a very important bug for end-usershttps://t.co/dkhH3dYDZH
— Mike Heskin (@hexkyz) August 17, 2017
Switchのアップデート3.0.1はエンドユーザーにとって非常に重要なバグの対策をしてた。http://switchbrew.org/index.php?title=SwitchSystemFlaws#System_Modules
Switch 3.0.1 fixed sm:h/smhax https://t.co/D1XoXcPyoe — bug that allows for access/registration/unregistration to/of any arbitrary service.
— Michael (@SciresM) August 17, 2017
Switchの3.0.1はsm:h/smhax対策してた。http://switchbrew.org/index.php?title=SwitchSystemFlaws&type=revision&diff=2111&oldid=2008 … — 任意のサービスにアクセスしたり登録や解除ができたバグが修正されてる。
fun fact about the "huge bug" that was fixed on switch in 3.0.1: 3ds had a similar one, used by gateway and not fixed until around fw 7.0
— smea (@smealum) August 17, 2017
Switchの3.0.1で対策された”酷いバグ”の面白い話ですが、実は3DSにも過去には同じようなバグがあってGateway 3DSが利用してた。しかもファームウェア7.0あたりまで対策されなかった。
It can't be understated how big this bug was. If you want switchhax, don't update to 3.0.1. It might take significantly longer if you do.
— Michael (@SciresM) August 17, 2017
このバグがどれ程のものなのか理解されてないけれど、switchhaxしたいなら絶対に3.0.1へのアップデートはご法度です。もしアップデートしてしまうと次にswitchhaxするチャンスは相当先のはず。
3.0.0までは有効だったこのsm:h/smhaxというのは、システムモジュールにビルトインされているサービスマネージャー(“sm”)がユーザーに対してフルパーミッションを与えてしまうというもので、システムに対してなんでもできてしまう権限を入手することが可能になるという、任天堂からすればとんでもないバグです。
PegaSwitchはそのためのエントリーポイントにすぎませんが、smhaxはシステムを掌握するための超重要な手段だったことになります。
3.0.0で何も対策されていなかったことが仇になった形ですね。イカバトルをエンジョイしているみなさんのため息が聞こえてきそうです。