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HENkaku Release 9 設定画面が公式設定に統合

Team moleculeが、Vitaの3.60でHomebrew起動を実現するネイティブハックHENkaku Release 9をリリースしていました。(くーさん情報ありがとね)

TheFloW氏が公開していた新設定画面を反映させたHENkaku R9が早速公開されたことになります。

Release 9の変更点は以下です。 (May 11, 2017)

・SceShellをクラッシュさせる不具合の一部を修正
・オフラインモードでの強制再インストールの無効化
・molecularShellでのファイル読み込みが遅い問題の修正
・VPKインストール時にクラッシュする不具合の修正
・HENkaku設定を公式の設定アプリ内に移動
・VitaShellのテーマや設定に悪影響を及ぼすmolecularShellの不具合の修正
・設定が移動したことでユーザーが混乱を回避するためのヘルパーメニュー追加(12/05/2017)

ヘルパーメニュー項目はリリース当初は存在しなかったため、現在はHENkaku Release 9からさらにアップデート(勝手に命名しますがHENkaku R9 v2)されています。

注目はTheFloW氏が開発した
“HENkaku設定を公式の設定アプリ内に移動”
ですね。HENkaku settingは設定の「アクセシビリティ」と「システム」の間に表示されます。

この設定メニューはマルチランゲージ対応です。現在各言語への翻訳を募集しています。一応せっかくなので私も日本語訳のエントリーをしておきました。

今までこのブログでも「Unsafe Homebrew」を「安全ではないHomebrew」と書いちゃっていましたが、Vitaにメニューとして載せるのだとするとUnsafeを安全ではないと訳すべきではないと考えUnsafe Homebrewそのまんまにしました。

ですが、Unsafeを翻訳忘れと捉えられてしまっているようです。

そもそもHomebrewこそ「自作アプリ」という意味が近い日本語が存在するので純粋にそう日本語に翻訳するか、必殺の困った時のカタカナ表現「ホームブリュー」にすべきですよね。ですが、私はブログの基準としてゲーム機をハックしてそこで動かす自作アプリケーション類はHomebrewとそのままアルファベットで翻訳してきました。考え方はそれと同じで「Unsafe Homebrew」を一つの言葉として、インストールする覚悟を持てるか持てないかの判断基準としての指標「Unsafe Homebrew」と表現したにすぎません。

もしHENkaku設定のメニューが日本語なのに「Unsafe Homebrew」になっていたら私が書いたものだと思ってください。

Henkaku R9へのアップデート方法は
1) Vitaを再起動する
2) Vitaの内蔵ブラウザで https://henkaku.xyz へアクセスする
3) 表示されている”Install”ボタンを押してHENkakuをインストールする

電源を切ったり再起動したりした場合はその度上記インストール作業が必要です。(HENkaku Ensōが公開されればその作業は不要になります)。対応ファームウェアは3.60ですので3.61以降にアップデートしている場合は利用できません。

[追記]5月14日
バージョンは公式に発表されていないので(HENkaku R9 v5?どういう順番で同時に何を修正したかによりますよね…)わかりませんが、いくつか不具合の修正がされています。日本語訳は私が協力させていただきました。
(13/05/2017) HENkaku設定の翻訳を追加

(13/05/2017) 設定ウィジェットにメニューアイテムが表示されない不具合の修正

(13/05/2017) プラグイン読み込みの不具合修正B

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