サイバーガジェットが、ニンテンドーWii Uのゲームデータをゲーム機上で改変し編集することができるCYBER コードフリーク(Wii U用)を7,800円(税抜)で2017年03月30日に発売したことを発表していました。(Lighgerさん、L.L.さん情報ありがとね)
【新製品】シンプル操作ですごい秘技が楽しめる! 本体バージョン「5.5.1J」に対応したWii U用ゲーム攻略ツール『CYBER コードフリーク(Wii U用)』は本日3月30日発売です。
※ダウンロード販売のみhttps://t.co/EyXb1yLslN pic.twitter.com/jvQmqo4LwA— サイバーガジェット (@cybergadget) March 30, 2017
なんの予告もなく突然、Wii U用のコードフリークが発売されました。コードフリークは「所持金MAX」「ステータスMAX」「無敵」などの状態でゲームをプレイできるようにする、いわゆるチートツールです。データを改変してシステムに読み込ませるようにするにはそれなりの仕組みがないとできません。つまり5.5.1でカーネルモードexploitを利用してシステムをハックした状態ということになります。
Wii U用コードフリークは最新ファームウェアの5.5.1J対応で、「Wii Uのメニュー画面から「インターネットブラウザー」を選んでコードフリークページから起動し、使用したい秘技を選択してゲームをスタートするだけ」でチートが実行(データが改変された状態でのゲームプレイ)ができます。
これだけでは仕組みはわかりませんが、少なくとも最初のトリガーはWebkit exploitですね。
Wii Uのブラウザでコードフリークのサーバーへアクセスし、そこでシリアルナンバーを毎回入力する形をとっています。したがってWii UのCYBER コードフリークはダウンロード版のみの販売です。アプリケーションの形になっていないので解析するのはちょっと大変です。
Wii Uはすでに生産が終了しています。任天堂がこのCYBER コードフリークのexploitを塞ぐアップデートを用意するかどうかが気になりますが、Nintendo Switchのキラーコンテンツ化している『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のWii U版がCYBER コードフリークのチート対象になっているので、任天堂は全力で潰しにかかるのではないでしょうか。
[追記]
コメント欄でメモリを書き換えるタイプではないかとのお話をいただきました。確かに”コードフリーク”なのでそうかもしれません。
仕組みが分かりませんが、とりあえず当たり障りのない表記にしておきました。