PS Nationで、リリースが予告されているPS4の新ファームウェア 4.50の新機能である外付けHDDサポートについて同じアカウントに紐付いたPS4同士で使い回しが可能だと伝えていました。
内容は最後に書きますが、これには問題が隠されています。
現在βテストが行われているPS4の4.50 コードネーム”SASUKE(サスケ)” の外付けHDDサポートにより、PS4の拡張ストレージとしてフォーマットする必要はありますが内蔵HDDにインストールしていたコンテンツを外付けHDDにインストールしたりできるようになります。
PS Nationは主にPlayStationに関するポッドキャストを配信しているサイトで、この記事を書いたGlenn Percival氏はPS Nationのポッドキャスターの一人です。Glenn Percival氏はソニーのベータテスターとして4.5ベータのインプレッションを記事として公開してくれています。その中にあまり知られていない情報が含まれていましたのでお伝えします。
外付けUSBドライブの最大容量は8TBと言われているそうです。8TBというと外付けだと4万円程度(それよりも安いものもあるにはあるみたいです)で入手可能です。個人的にはそこまでの容量は要らないかなと感じますが、使い方次第でしょう。Switchの32GBを思えば8TBは天国ですね。
外付けハードディスクをPS4でフォーマットすると、ゲームデータのデフォルト保存場所に設定されます。もちろん内蔵HDDを保存場所に戻すことも可能です。外付けHDDを付けるということは容量が足らないからそうするのであって、せっかく外付けHDDに対応しても内蔵がデフォルトで、一旦内蔵HDDに保存され外付けへはムーブしかできないのだとしたらと不便だと思っていましたから、安心材料が増えました。
既に内蔵HDDにインストールされているアプリケーションデータに関しても外付けHDDに移動することができます。
設定 > 本体ストレージ管理 > アプリケーション >
という隠しメニューかと思うようなところで設定ができるそうです。同時に複数のアイテムの移動も可能です。ただしシェア機能で利用したスクリーンショットやビデオは外付けHDDには保存できません。
外付けHDDドライブは同じアカウントでログインした他のPS4でそのまま使うことができます。違うアカウントの場合はフォーマットし直さない限り使用できません。今でも同じアカウントでログインしていれば機器認証台数分ならコンテンツをダウンロードできますので、似たような考え方でシステム構築されているのかもしれません。
ただ、外付けHDDが認証システムの配下にいるのかどうかは不明です。もし台数制限がないとなるとUSBメモリに無制限にコピーして、自分のアカウントでログインしたPS4全てで使えることになります。
上記機能はすべてベータ版のものですので正式配布されるときには変更になっている可能性があります。少なくとも内蔵HDDを換装しなくても手軽にHDDの容量を増やせる仕組みはありがたいですね。
さて、最後に冒頭に書いた問題について書きます。
この記事の中で「内蔵」という言葉が複数出てきますが、この中に「内臓」(いわゆるモツのこと)と誤記された箇所は何箇所あるでしょうか。