サイトアイコン 大人のためのゲーム講座

PASLR対策&HANSアップデート hax 2.8 BETA by smea

ツイッターで、smea氏がhax 2.8 BETAをリリースしていました。(Deusさん、かみたまさん、Cyanogenmodさん情報ありがとね)


PASLR対策のhax 2.8を開発中と10日末に公表したsmea氏ですが、『ポケットモンスター サン・ムーン』発売前リリースが目標も結局彼自身多忙でクリスマスまでリリースがずれ込んでしました。今回のメイン機能となるのはPASLR対策です。PASLRとは擬似的(Pseudo)なASLR(Address Space Layout Randomization:バッファーオーバーフローの脆弱性対策技術でメモリー領域への配列をランダム化すること)のことで、3DSのexploit対策のことです。

smea氏はサプライズも用意すると行っていましたが、内容はどういったものなのでしょうか。


hax 2.8 BETAをたった今アップロードしました。
http://smealum.github.io/3ds/からペイロードを入手してください。QRコードはhttp://smealum.github.io/ninjhax2/から。


私自身はninjhax 9.2と3DSの11.2でしかテストしていません(新旧3DS共)。steelhaxはnew3DSの11.2でhax 2.8からのインストーラー起動のみです。


おもいっきりバグっぽいので完成には程遠いですが、ほとんどの部分はちゃんと動きます。HANSユーザーはスターターパックのHANS.3dsxを更新してくださいね。


仕組みに興味のある方は、https://github.com/smealum/ninjhax2.x/blob/superto/app_bootloader/source/takeover.c#L488に関連コードがあるので読んでみてください。

ユーザーモードで動くHANSはROMハックやリージョン変更、CPUクロック変更等のためのユーティリティですが、旧3DSの場合はメモリー不足でHANS自体が起動しないゲームもあるようです。少なくとも『ポケットモンスター サン・ムーン』でHANSがnew3DSでは動作が確認できていて、旧3DSは理論的には動くはずだが未テストだとのこと。

具体的に何がサプライズなのか明言されていませんが、「凄い話ではないが朗報」というsmea氏の言い回しから察するに、どうもこのHANSが『ポケットモンスター サン・ムーン』に対応したことがサプライズの正体のようです。

モバイルバージョンを終了